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女優の杏さんがナレーションを務める、TBSのドキュメンタリー番組「世界遺産」(日曜午後6時)。9月11日は「世界遺産 七つの不思議」と題し、南米コスタリカの「巨大石球の森」や、アルゼンチンのリオ・ピントゥラスにある「赤い手の洞窟」など、世界遺産にまつわる七つの不思議を巡る。
コロンビアの大秘境「チリビケテ国立公園」には、頂上が平らで300メートルもの崖に囲まれた「テーブルマウンテン」が林立する。その断崖の中腹には、先住民の祖先が描いてきたとされる岩絵がある。
コスタリカのシンボルとしても愛されている「巨大な石球」。なかには、重さ約22トンにも及ぶものまであり、これまでに200以上の石球が発見されている。天然ではなく人の手によって作られたものだが、誰が何のために作ったのかは分かっていない。
南アメリカ大陸の最果てにあたるアルゼンチンのリオ・ピントゥラスには、不思議な洞窟がある。なかには858個にも及ぶ太古の赤い手形が残されており、しかもそのほとんどが左手だ。中には6本指のものもある。南米最古の民は、いったい何を語りかけているのか。
イギリス南部にある全長155キロも続くドーセットと東デヴォンの海岸では、太古の生物の化石が多く見つかることでも知られている。なぜ真ん丸な形の湾が誕生したのだろうか。