福山雅治：柴咲コウとのユニット「KOH＋」でオリコン1位獲得　「この上なく幸せ」　大阪・道頓堀で「ガリレオ」最新作イベント　

　歌手で俳優の福山雅治さん、女優の柴咲コウさんが9月21日、大阪・道頓堀川で行われた、公開中の映画「沈黙のパレード」（西谷弘監督）の公開記念イベントに登場した。柴咲さんとの音楽ユニット「KOH＋」で14日に発売したミニアルバムが20日発表のオリコン週間アルバムランキングで初登場1位を獲得し、福山さんは「この上なく幸せです。歌は、作った、歌った、われわれから届いた人の心に宿って最終的な“住所”になる。その人の心の住所になっていくのが幸せな着地なので」としみじみ語った。

　アルバムのタイトルは「ヒトツボシ ～ガリレオ Collection 2007-2022～」で、同映画の主題歌「ヒトツボシ」などを収録した。

　柴咲さんは、「ヒトツボシ」について「映画の終わりに流れる曲なので、物語を反芻（はんすう）するように聴いていただきたいというのもあるし、それぞれご自身の人生に落とし込んでいって、その人の心に着地してほしいという、どちらの思いもあります」と話した。

　「沈黙のパレード」は、福山さん主演の人気シリーズ「ガリレオ」の劇場版最新作。福山さん演じる主人公の湯川学と、2007年の連続ドラマや2008年公開の「容疑者xの献身」に登場した柴咲さん演じる刑事・内海薫のタッグが復活した。

　この日は福山さん、柴咲さん、俳優の北村一輝さんを乗せた船が観光名所「戎橋（えびすばし）」付近で停船。3人は川辺に設置された、湯川学をかたどった全長約8メートルの“超巨大湯川先生”のバルーンと対面した。

　福山さんは“超巨大湯川先生”について、「ちょっと太ってる？」と“クレーム”を入れつつ、「実に面白い」と同シリーズの決めぜりふで感想を語った。バルーンは27日まで同所に設置される。イベントにはコロナ禍で入場制限の中、3000人が集まった。