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井上真央:役作りでレジ打ち練習「楽しかった」 夜は総菜をホテルで一人食べる

 女優の井上真央さんが10月13日、東京都内で開催された、主演映画「わたしのお母さん」(杉田真一監督、11月11日から順次公開)の完成披露上映会で、舞台あいさつに出席した。役作りのために、スーパーマーケットでのレジ打ちを練習したと明かし、「楽しかった。以前、他の作品でやったとき、すごく難しかった。でも今回は唯一、(自身が演じた)夕子が自分でしっかり生きているんだなとなんとなく伝わるシーン。生活感が見えればと思って練習しました」と話した。

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 続けて「監督もたまにお客さん(の役)で来てくれた。スーパーの店長と、ベテランの方に教わりながら、『バナナはここに置いちゃだめ』『土台を組むといい』とか、毎回聞いた。うまくなってくると、(商品として、扱いが)難しいネギとかを持ってきたりする。それも楽しかったです。練習して、その日の夜のお総菜を買って、ホテルに帰って一人で食べた。そんな楽しい思い出です」と笑顔を見せた。

 また、井上さんは、本作について「なかなか地味な作品だと思った」としつつ、「(脚本を)読み進めていくたび、静かに感情の部分を追っていくといいますか、ひも解いていく感じがあって、こういう静かな映画っていいな、と思いました」と話した。

 主演ながらせりふが少ないといい、「ト書きもわりと少ない。それを埋めていかないといけないと思った。撮影している途中でも、どんどんせりふが少なくなっていった。ラクはラクだった」とコメント。「でもその分、夕子が思っていること、感じていること、夕子はどういう人なんだろうと、まず自分が一番知らないといけないと意識しながらやっていました」と話した。

 舞台あいさつには、共演の石田えりさん、杉田真一監督も出席した。

 映画は、親子の複雑で繊細な心情を描いたヒューマンドラマ。母との関係が苦しい三人きょうだいの長女・夕子(井上さん)と、悪気なく娘を追いこんでしまう母・寛子(石田さん)は一時的に同居するも、昔と変わらない母の言動に、夕子はもやもやした気持ちを抑えきれない。そんなある日、二人の関係を揺るがす出来事が……というストーリー。

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