彼女がキレイな理由：深田恭子さん　昨年40歳に　「いつも感謝の気持ちを大切にしてきた」　主演への思いも

　女優の深田恭子さんが主演を務める連続ドラマ「A 2 Z（エイ・トゥ・ズィ）」の配信が2月3日、プライム・ビデオでスタートした。30代女性の恋愛、夫婦関係、仕事の葛藤を描く大人のラブストーリーで、出版社に勤務する文芸編集者を演じる深田さんに仕事について聞いた。（全3回の2回目、取材・文／服部広子）

　昨年11月に40歳になったが、今後の女優業のイメージについて聞くと「40代の自分にどんな役を求められるか想像がつかないです」と語る。

　「10代、20代のころは怖いもの知らずで、がむしゃらに頑張ることができました。30代は、だんだん一緒にお仕事をするスタッフさんが自分と同じくらいの年齢になってきて、一緒に作品を作り上げていくことを楽しめたのですが、30代後半になると体力もなくなってきて……」

　1997年、14歳で女優デビュー。以来25年、数多くの主演作や話題作に出演し、常に第一線で活躍してきた。

　「主演は大変って思うときもありますけど、自分より頑張っている俳優さんはたくさんいます。“自分が一番大変”と思うことはよくないことだと思いますし、そもそも大変って言葉を口にしてはいけないなと思っています。

　仕事を続けるうえでいつも大切にしてきたことは、共演者やスタッフさんへの感謝の気持ち。自分が主役の作品であっても、自分一人で作っているものではなく、みなさんの協力でできているものなので……」

　最近は家族と過ごす時間が増え、40歳のバースデーも家族と一緒にお祝いした。

　「以前は、作品が重なることも多くて、家族に会う時間はほとんどなかったんです。でも最近はゆとりができ、家族との時間を大切にしたいと思っています」

　＊……次回は2月5日掲載予定

＜プロフィル＞

　ふかだ・きょうこ　1982年11月2日生まれ。東京都出身。1996年に「第21回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞し、デビュー。ドラマ、映画、CMで幅広く活躍している。公式インスタグラムは@kyokofukada_official