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女優の永野芽郁さんが3月15日、東京都内で行われた吉永小百合さん主演の映画「こんにちは、母さん」(山田洋次監督、9月1日公開)の完成報告会見に吉永さんらと登場した。永野さんは、本作で初共演した吉永さんについて「現場で中心に立たれているんですけど、その背中がすごく温かくて、可愛らしくて……『いつか私もこんな女優さんになりたいな』とひそかに思いながら過ごしました」と思いを語った。
映画は、吉永さんが演じる母・神崎福江と、大泉洋さん演じる息子・神崎昭夫による親子の感動物語。永井愛さんの同名戯曲が原作で、2001年と2004年に新国立劇場(東京都渋谷区)で上演され、2007年にはNHKでドラマ化もされた。永野さんは昭夫の娘・舞を演じる。
永野さんは、吉永さんと共演する作品への出演に「『私でいいんですか?』と思いました」と当時の心境を吐露。さらに「こんな光栄なチャンスはなかなかないだろう、山田組だからこそかなえていただけるんだと思って、失礼のないように意識しながら日々過ごしました」と撮影を振り返った。
吉永さんは、この日、永野さんを「舞ちゃん」と永野さんが演じた役の名前で呼び、「舞ちゃんは、本当にすてき。舞ちゃんの映画はいろいろ見ているんですけど、一緒にやって、とても幸せなひとときを過ごすことができた」と感想を語った。「舞ちゃんは、8歳から子役として出られて。私は11歳からだから、先輩みたいなもの。すばらしいなと思って、もう圧倒されています」と楽しそうに語っていた。
会見には大泉さん、寺尾聰さん、宮藤官九郎さん、YOUさん、枝元萌さん、山田監督も出席した。