浜辺美波：引っ込み思案だった過去　最大の友「ハリー・ポッター」が支え

　俳優の浜辺美波さんが6月16日、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」（東京・練馬区）のオープニングセレモニーに登壇。「私が『ハリー・ポッター』に出会ったのは、10歳の頃。すごく引っ込み思案だった私にとって、『ハリー・ポッター』が最大の友でした」と同シリーズが支えだったことを明かした。

　同施設は、映画「ハリー・ポッター」シリーズや「ファンタスティック・ビースト」シリーズの制作の裏側を実際に体験できる、ウオークスルー型のエンタテインメント施設。映画でも人気のホグワーツの大広間、ダイアゴン横丁、禁じられた森など、実際に映画に携わったイギリスの世界最高峰のクリエーターたちが制作したセットに足を踏み入れ、美しい衣装や小道具、魔法の生き物に出会える。「ハリー･ポッター」の屋内型施設としては世界最大規模であり、アジアでは初のオープンとなる。

　「ハリー・ポッター」シリーズのファン代表として紹介された浜辺さんは、来日したドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンさんと並んでセレモニーに出席。一緒に魔法の杖（つえ）を掲げて、笑顔でテープカットを行った。

　浜辺さんは、本シリーズの物語に触れるたびに「自分が行き着けないような世界へと、『ハリー・ポッター』が連れて行ってくれた」と魔法の世界に魅了されたといい、出会ったのは「ちょうどこのお仕事を始めた頃だったんですが、ハリー・ポッターたちが勇気を分け与えてくれた。ここまでお仕事を続けてこられたのは、この物語があってくれたからと言っても過言ではないと思っています」と感謝しきり。

　ひと足先に同施設も見学したそうで、「胸が震えるような感動を何度も感じた」とシリーズの世界観へと飛び込んだ感動を味わい、「この場に1人だけファンという立場で来させていただいて、大変恐縮ではあるんですが、オープンしてからも何度も足を運んで思い出を作っていきたいと思います」と期待に胸を膨らませていた。

　セレモニーには、声優の小野賢章さん、小池百合子東京都知事らも出席した。