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結婚し会見したTATSUさん(左)と足立梨花さん
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結婚し会見したTATSUさん(左)と足立梨花さん

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足立梨花:婚約指輪は「ハリー・ウィンストンで70万円」 映画館でのサプライズ求婚にうれし涙も 結婚会見

 6月26日に結婚した俳優の足立梨花さん(30)と音楽ユニット「HANDSIGN(ハンドサイン)」のTATSUさん(年齢非公開)が同日、東京都内で記者会見を開いた。婚約指輪について質問が飛ぶと、TATSUさんは「ハリー・ウィンストンで70万円です」と正直に答え、「(結婚指輪と)合わせてではないですよ。こういった会見に慣れていないんで……」と話した。

 二人は同日、東京都内の区役所に婚姻届を提出した。足立さんは左手薬指に指輪を輝かせ、「名字が変わって、私、結婚したんだなと実感しました。それまではふわふわしていたんですけど、うれしいです」と幸せいっぱいの表情を見せた。

 プロポーズはTATSUさんからのサプライズだったという。友人を含め4人で映画を見に行った際、突然、ムービーが上映された。足立さんは「思い出の写真とかが流れました。そこから近くのチャペルに移動して、(TATSUさんが)スーツで待っていて『笑顔を守っていきたいです。結婚してください』という言葉をいただきました」と振り返った。

 続けて「その日にプロポーズされると思っていなかったので、初めてうれし涙を流しました。自然と涙が流れてきました」と話した。

 TATSUさんはプロポーズについて「足立さんは仕事のスケジュールが埋まっているので、映画館を予約するのが難しかった。エキストラさんも呼んで大変でしたが、まさか涙を流してくれると思わなかったので、僕も泣いちゃいました。思い出になるプロポーズができて良かったです」と笑顔で語った。

 足立さんは、TATSUさんの魅力を「最初の印象から変わらず本当に優しい。私を“何でもしてくれちゃう性格”って言ってくれるんですけど、たしかにそういう部分もあると自覚していて。人にお願いするよりも自分がしたほうが早いと思ってしまう性格なんです。でも、(TATSUさんには)素直に『これお願いできる?』って言えて、すてきな未来が描けるんじゃないかなと思いました。そういうところが結婚の決め手というか、良いなと思ったところです」と話した。

 TATSUさんが活動する「HANDSIGN」はボーカルと手話のパフォーマー。アーティスト活動以外にも「聴者とろう者の架け橋」となるべく、全国各地の小中高、ろう学校などを訪問している。

 この日、二人は会見場に姿を現すと、手話で「本日は私たちのためにお集まりいただきありがとうございます」とあいさつ。続けてTATSUさんは会見した理由を「自分たちの声で、自分たちの気持ちを手話を通して聞こえる人にも聞こえない人にも届けたい」と話した。

 結びのあいさつでは、TATSUさんが「SNSの投稿を見ると、足立梨花さんと誰が結婚したんだ!? みたいになっているんですが、足立梨花さんと結婚して恥じないよう、仕事も頑張っていきたいです。この機会にみなさんに手話も知っていただいて、足立さんとすてきな未来を築けるように頑張っていきますので、よろしくお願いします」と語った。

 二人は2017年1月、「HANDSIGN」の楽曲「僕が君の耳になる」のMV(ミュージックビデオ)の撮影に、足立さんが参加したことで出会った。2021年に同MVの1000万回再生を記念した会見で再会。2022年8月に開催された「HANDSIGN」主催のフェスに足立さんが出演したことがきっかけで食事に出かけるようになり、交際に発展した。足立さんは妊娠しておらず、すでに同居している。

 足立さんは、2007年の「第32回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞。NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」に出演するなど、俳優としても活躍している。

 TATSUさんは、2005年に「HANDSIGN」を結成。「僕が君の耳になる」のMVは1200万回以上再生されている。神奈川・二宮町出身で、二宮金次郎の末裔(まつえい)。フォトセッションの際に二宮金次郎をイメージして、足立さんを背負う場面も見せた。

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