俳優の鈴木砂羽さんが6月30日、主婦の友社(東京都品川区)で行われた「俳優・鈴木砂羽と産婦人科専門医が語る『更年期の対処法』リアルトークイベント」に登場した。鈴木さんは、1972年生まれの50歳。司会者から更年期症状について聞かれると「まっただ中ですね。40代前半から始まったと思います」と明かした。
「45歳ごろはものすごく忙しく、何が不調なのか、精神的につらいのかわかる間もなく駆け抜けていて、夜、動悸がして眠れないこともありました。仕事のプレッシャーなどいろいろあって、精神的にバランスを崩してゆらいでいるのかなと思っていました。ですが、後から調べたらこれも更年期症状のひとつだと判明したんです」と振り返った。
またイベント参加者からの「体調が悪い時の乗り切り方、体調を悪くしないために心掛けていることは」という質問には、「開き直るというのは好きじゃないけれど、諦めてください」といい、「諦めるって投げやりな言葉と思うかもしれないけれど、『あきらかに見る』ってことだと思うんですね。自分のことを明らかにするということ。自分のことを知ることが元気のタイミングのもとになるんじゃないかな」と経験を織り交ぜて語った。
主婦の友社が働く女性に向けて発信するウェブメディア「OTONA SALONE」は昨年、更年期の社会啓発活動「Afternoonage Project」をスタート。キッコーマンと組んだ「私らしく輝こう」キャンペーンページで、今回のトークショーをアーカイブ視聴できる。