映画「こんにちは、母さん」の初日舞台あいさつに登場した吉永小百合さん(左)と永野芽郁さん
俳優の吉永小百合さんが9月1日、東京都内で行われた、自身123作目の出演作「こんにちは、母さん」の初日舞台あいさつに、共演者の大泉洋さん、永野芽郁さん、山田洋次監督らと出席した。公開初日を迎え、吉永さんは「60年以上、健康だったからここまで来られたんだと思いますし、素晴らしい監督さんやスタッフ、キャストのみなさんとご一緒に、引っ張られながら来られたということで感無量です」と喜びをかみしめた。
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「123(作目)というのは、本当はここでやめようかなと思っていたんですけど、『1、2、3』で外に飛び出すような感じなので、もう少しやってみようと今思っています」とほほ笑んだ。
同作が「母と息子の新たな出発の物語」であることから、新しく始めたいことを聞かれると、吉永さんは「スポーツが好きなものですから、まだやったことがない太極拳を習って、映画の中で太極拳をやってみたい」と告白。山田監督から「空手の方がいいんじゃないか」と言われたと笑い、「空手はとてもできないかもしれない」と自己分析した。
また祖母と孫役で共演した永野さんについて「芽郁さんの映画はたくさん見ていて、とても素晴らしいお芝居をなさる」とコメント。永野さんは「私も123作品目指します! がんばります」と意気込んでいた。
映画は、吉永さんが演じる母・神崎福江と、大泉洋さん演じる息子・神崎昭夫による親子の感動物語。この日は、宮藤官九郎さん、田中泯さん、YOUさん、枝元萌さん、山田監督も出席した。
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