平手友梨奈：初めての金沢と奥能登へ　珠洲の街並みは「まるでアニメの世界観」　「Casa BRUTUS」10月号でアートと出会う

　俳優の平手友梨奈さんが、ライフスタイル誌「Casa BRUTUS（カーサ ブルータス）」（マガジンハウス）10月号（9月8日発売）の表紙と誌面に登場することが9月1日、明らかになった。「アートを巡る旅。」と題した特集を掲載する同号で平手さんは、石川・金沢と奥能登を初めて訪れた。

　金沢の「金沢21世紀美術館」「KAMU kanazawa」と奥能登の「奥能登国際芸術祭 2023」（9月23日開幕）を訪問。造形美が際立つアートの前にたたずむ姿など、平手さんが30ものアート作品と出会った様子が56ページにわたって掲載される。

　表紙には、木造船と空間いっぱいに張り巡らされた赤い糸が印象的な塩田千春さんの作品「時を運ぶ船」の前で平手さんが真っすぐな視線を向けた姿が写し出されている。平手さんは、同作を「最も印象的だった」と言い、「最初は圧倒されましたが、だんだん引き込まれていった」と話した。

　また今回の旅について「奥能登を訪れる機会はなかなか多くはないと思いますし、スズ・シアター・ミュージアムのレトロな空間は本当に新鮮でした。珠洲（すず）市の歴史や風土が詰め込まれているなと感動しました」とコメント。

　「珠洲は移動中に見えた自然と一体化した街並みも印象的でしたね。街の方々がとても優しくて、食事もおいしかったです。まるでアニメの世界観を訪れたような本当に美しいところでした」と振り返った。