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真木よう子:事実婚公表後、初の公の場 「実写化するなら自分が頑張ってやりたい」 映画「アンダーカレント」イベントで原作愛を明かす

 俳優の真木よう子さんが9月6日、東京都内で行われた主演映画「アンダーカレント」(今泉力哉監督、10月6日公開)の「アンダーカレント湯オープン記念イベント」に登場した。真木さんは自身のインスタグラムで事実婚を公表後、初めての公の場となった。

 映画は豊田徹也さんの長編マンガ「アンダーカレント」(講談社)が原作で、真木さんは原作マンガを20代のころに読み、大好きだという。「今も覚えているほど、自分の中に残っている作品。マンガ好きな方にはわかってもらえると思いますが、見るとしたら実写は別物みたいな。そんなマンガ愛があったから、実写化するなら自分が頑張ってやりたいと思っていた」と語った。

 真木さんは、「『かなえちゃんは真木よう子じゃなかったよね』と言われないよう、(現場には)いつも台本とマンガを2冊持っていっていた」といい、「かなえちゃんはこういう時どういう目線やどういう表情をしているかなどを研究していました」と原作へのリスペクトを込めた役作りしていたことを明かした。

 この日は、会場となった銭湯に同作をイメージした壁画を描いた銭湯ペンキ絵師の田中みずきさんも出席した。真木さんは壁画について、「どんな絵を描いてもらえるのかわからなくて。恥ずかしい恥ずかしいという感じでした」と照れ笑いを浮かべ、「『アンダーカレント』のかなえちゃんを描いていただいた感じがするし、富士山ともつながっていて、素晴らしい絵だなと感動しています」と喜んでいた。

 最後に真木さんは、「言葉には言い表せない人間の葛藤だったり、誰にも言えないうそや罪だったり、いろんなものがあって。だけど見た後に、人を理解することの幸せも感じられる映画。本当に大切な人がいらっしゃるようなら、映画館で見て前向きな気持ちになってほしい。人をわかるということ、人に寄り添っていくことについてもう少し考えてもらえるような映画になれば」とメッセージを送った。

 映画は、銭湯・月乃湯の女主人・関口かなえ(真木さん)は、夫の悟(永山瑛太さん)が突然失踪し、途方に暮れる。営業を再開すると、堀隆之と名乗る謎の男(井浦新さん)がやって来て、住み込みで働くことに。堀との奇妙な共同生活を送る一方、かなえは友人の菅野よう子(江口のりこさん)に紹介された探偵・山崎道夫(リリー・フランキーさん)と悟の行方を探し始めるが、夫の知られざる事実を次々と知っていき……というストーリー。

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