宮崎美子：64歳、「今日が一番若い日」と楽しむことに貪欲　「人に迷惑かけないなら何やってもいい」　グッドエイジャー賞受賞

　俳優の宮崎美子さんが9月6日、東京都内で行われた第21回グッドエイジャー賞の発表・授賞式に出席した。64歳の宮崎さんはYouTubeチャンネル「よしよし。」など新しい分野でも活躍しており、「人に迷惑かけない程度なら何やってもいいや、と。“おばさん力”がついてきていると思うのだけど、自分も楽しんでいく」と言い、今後も「今日が一番若い日。『今やらないと、もう億劫になってできなくなっちゃうな』と思うと、ちょっと『やってみたいな』と思ったことは、何でもやってみたい」と意欲を見せた。

　40年を超える芸能生活に「今日はこの場に立たせていただけて本当に光栄です。この仕事を続けてきて、本当に良かったなと思います。『いい感じで年を重ねましたね』ってちょっと褒めていただいて、これからも『もっともっとはつらつと頑張れ』と励ましをいただいたような気持ちで本当にうれしいです」と受賞を喜んだ。

　いつも笑顔でいることについて、「自分が、何か怒ったり機嫌悪くしていると疲れちゃいますから」と言い、「楽しむように、無理にするんじゃないですけど、『あっ、これでもありかな』って思っていれば、ものすごく楽な気持ちでいられるかな。疲れちゃうのはもう嫌なんですよ（笑い）。そんな気持ちでおります」と満面の笑みで語った。

　グッドエイジャー賞は、一般社団法人日本メンズファッション協会が主催。いつまでも「活（い）きいき・楽しく・かっこよく」をテーマに、年齢を重ねてもさらに人生を楽しみ、これから先もいろいろなことに挑戦してみようというバイタリティーあふれる著名人を「グッドエイジャー」として毎年9月に表彰。21回目の開催となる今回は、シンガー・ソングライターのさだまさしさん、ロックシンガーの中村あゆみさん、宮崎さんら6人が受賞した。