永野芽郁さん主演の連続ドラマ「君が心をくれたから」第2話の一場面=フジテレビ提供
俳優の永野芽郁さんが主演を務める連続ドラマ「君が心をくれたから」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第2話が1月15日、放送される。永野さん演じる逢原雨(あいはら・あめ)が「あなたの味覚は奪われます」と告げられるシーンや、山田裕貴さん演じる朝野太陽にマカロンを渡し、「これが私の人生最後の最高傑作」と伝えるシーンなどが映し出される。
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小説「桜のような僕の恋人」(2017年、集英社文庫)や映画「今夜、ロマンス劇場で」(2018年)などで知られるラブストーリーの名手・宇山佳佑さんのオリジナル脚本で、長崎を舞台としたファンタジー・ラブストーリー。
第2話では、雨は、かつて心を通わせた男性・太陽と高校時代以来の再会を果たし、再会を喜んだのもつかの間、太陽が事故に遭ってしまう。悲しみに暮れる雨の前に“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤工さん)が現れ、「雨の五感を差し出す代わりに、太陽の命を助ける」という“奇跡”を提案する。雨は、太陽のためにそれを受け入れた。
最初に奪われる五感は味覚。日下は、雨の味覚はあと14日ほどで失われてしまうと告げ、奇跡のことや案内人のことは口外してはならない、と忠告する。真実を話してもいいのは太陽だけだという。もう1人の案内人・千秋(松本若菜さん)は、1人で乗り越えられるほど五感を失うことは簡単ではないのだから、正直に話すべきだと雨に助言するが、雨は真実を話せば太陽が自分を責めてしまう、と言って拒否する。
太陽を見舞った雨は、太陽の妹・春陽(出口夏希さん)が差し入れで持ってきたマカロンをもらう。マカロンは高校時代に太陽がある“お菓子言葉”と共にくれた、思い出の味だった。
雨は、味覚を失う前に好きなものを食べようと食べ歩きに出かけ、週末に「長崎スイーツマルシェ」が開催されることを知る。ゲストに招かれていたのは、かつて雨を「必要ない」と切り捨てたパティスリー「レーヴ」のパティシエ・田島守(ジャン・裕一さん)で……と展開する。
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