飯島直子：56歳、年齢を重ねて「若い子に引け目、劣等感をもつのは不思議」　プリーツ袖で大人可愛い装い

　俳優の飯島直子さんが3月10日、東京都内で初のライフスタイル本「飯島直子 今のための今まで」（世界文化社）の出版を記念したサイン会とトークショーを開催した。飯島さんはプリーツをあしらった袖が目を引く大人可愛い装いで登場。同書の発売日でもある2月29日に56歳となった飯島さんは「一番伝えたいことは、“みんな一緒だよね、同じだよね”ということです」と語った。

　年齢を重ねることについて、「とくに女性は、年齢を重ねていくと若い子に対して引け目を感じたり、変な劣等感を持ったりしてしまいますよね」と切り出し、「でもそれってすごく不思議。なんで？　って私は思います。本当なら、もっとリスペクトされていいと思うんです」とコメント。

　考え方は変わっても、本質は変わらないとし、「年齢を重ねていき、その積み重ねは木の年輪みたいに幹が強く太く大きくなっていく。年齢を重ねるということは、すごく素晴らしいことだと思っています。若い子だっていずれは50、60歳になるわけですからね」と語った。

　同書では、飯島さんが美しさとスリムな体形のために実践している美容とセルフケアを初公開。エッセーでは生い立ちから結婚・離婚、仕事、家族、更年期のことなど、これまで明かされなかった真実を初めて語る。また、“飯島直子顔”が再現できるメークアイテムやテクニックを紹介し、スキンケア、食事や運動のルーティンも明らかにする。四六判、192ページ。1760円。