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NHK大河ドラマ「光る君へ」の第14回の場面カット (C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」の第14回の場面カット (C)NHK

吉高由里子:紫式部もたじたじ? 清少納言の「私は私のために生きたいのです」宣言に「無敵!」「痛快」の声 NHK大河「光る君へ」

 俳優の吉高由里子さんが主演するNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第14回「星落ちてなお」が、4月7日に放送された。吉高さん演じる主人公のまひろ(紫式部)をファーストサマーウイカさん演じるききょう(清少納言)が訪ねる場面があり、自身の生き方をはっきりと主張するききょうに、まひろがたじたじになるシーンが話題になった。

 ◇ネタバレがあります

 第14回は、兼家(段田安則さん)が逝去し、跡を継いだ道隆(井浦新さん)が摂政になった。道隆は17歳の嫡男、伊周(三浦翔平さん)を蔵人頭に据えるなどあからさまに身内びいきの人事を行い、独裁を始める。

 道隆の嫡妻、高階貴子(板谷由夏さん)は伊周の妻選びのために和歌の会を開く。まひろとききょうも、“にぎやかし”として会に呼ばれたが、目的が透けて見えたききょうは「あほらしい」と言い放つ。

 後日、ききょうはまひろの屋敷を訪れる。そして、先日の和歌の会にいた自分たち以外の姫たちについて、「よりよき婿(むこ)を取ることしか考えられず、志を持たず、己を磨かず、退屈な暮らしもそうと気づく力もないような姫たち」と「一番嫌い」とばっさり。

 まひろは「そこまでおっしゃらなくても」とたじたじになるが、さらにききょうは、宮中に女房として出仕したいと“野望”を掲げ、「夫は、文章や和歌はうまくならずともよい。自分を慰める女でいよ、と」「息子も夫におっつけてしまうつもりです」と夫と息子を捨てる覚悟を語る。

 ききょうは、「私は私のために生きたいのです。広く世の中を知り、己のために生きることが、他の人の役にも立つような、そんな道を見つけたいのです」ときっぱりと宣言した。

 ききょうのこれらのせりふに、SNSでは「ききょう姐(ねえ)さん超ROCK」「ききょう様、『スーパーギャル、バリキャリになる!』って感じで痛快」「ききょう(清少納言)、1200年先取りの価値観をお持ちだったんだな。現代の女性管理職にいそう」「無敵ききょうちゃん!」「ききょうさま、一生着いて行きます」などと盛り上がった。

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