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映画デビュー30周年を迎える英国俳優のユアン・マクレガーさんが、実の娘で俳優、プロデューサーのクララ・マクレガーさんとダブル主演かつ親子役を演じた映画「ブリーディング・ラブ はじまりの旅」(原題:Bleeding Love、7月5日公開)の新場面写真が公開された。ユアンさんとクララさん演じる親子の姿のほか、旅先で出会う風変わりな人々が写し出されている。
同作は、クララさんからユアンさんへ送られた脚本をきっかけに生まれた作品。ユアンさんは、実生活での離婚、再婚によってクララさんとの親子関係に問題を抱えており、会わない時期もあった。ある日、クララさんから脚本を渡され、「その美しさに度肝を抜かれた。(私たちの)実際の話ではないけれど、私たちのことを感じられる内容だった」と語っている。
映画は、何年も疎遠だった娘のある出来事をきっかけに、父は彼女をニューメキシコ州に向かう旅に連れ出す。関係を修復したくても、どうすれば2人の溝を埋められるか分からない。娘は父との美しい過去を思い出しながらも、自分を捨てた父を許すことができず反発を繰り返す。旅の目的地が近づいてきた時、2人はお互いが抱える問題と向き合うことになるというストーリー。
今作が初監督作品となったオランダ人のエマ・ウェステンバーグ監督が手がけた。マクレガー親子との共同制作について、米国俳優ライアン・オニールさんが実娘テータム・オニールさんと共演したロードムービー「ペーパー・ムーン」(1973年)を引き合いに、「父娘の物語において、真の感情的な深みを探求することができました」とコメントした。