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俳優の柴咲コウさんが6月14日、東京都内で行われた主演映画「蛇の道」(黒沢清監督)の公開初日舞台あいさつに出席した。会場とリモートでつながっていると思われた、もう1人の主演で仏俳優のダミアン・ボナールさんが客席から登場すると、来日したことを知らなかった柴咲さんは、驚きのあまり「ウソーッ!」と“絶叫”し、驚いた。
柴咲さんはボナールさんとステージで抱擁を交わすと、「ビックリした~! サプライズされちゃいましたね! 絶叫しちゃいました」と笑顔を見せ、ボナールさんに花束を贈呈した。
映画は、黒沢監督のセルフリメーク作品。全編フランスで、フランス語で撮影した。柴咲さんは役作りのため、クランクイン前に渡仏し、現地生活を体験した。
柴咲さんは撮影を振り返って「フランス語や立ちふるまいにワーッと驚いていた」と回顧。「このような機会がなければ、フランス語にここまで没入することはない。お仕事でフランス語に、フランス語のお芝居に関われて良かったなとつくづく思いますし、せっかくこういうふうに関われたのだから、これからもそういった出会いをしていきたいし、そういったお芝居がしていきたいです」と意欲を示した。
舞台あいさつには、西島秀俊さん、青木崇高さん、黒沢監督も出席した。
愛娘を何者かに殺されたアルベール・バシュレ(ボナールさん)が、パリで働く日本人の心療内科医・新島小夜子(柴咲さん)の協力を得ながら犯人を突き止め復讐(ふくしゅう)することを生きがいに、殺意を燃やしていく。そして次第に真相が明らかになる……というストーリー。