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8月23日放送の「徹子の部屋」に出演した杉田かおるさん=テレビ朝日提供
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8月23日放送の「徹子の部屋」に出演した杉田かおるさん=テレビ朝日提供

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杉田かおる:昨年、結婚10年で倦怠期に 初の危機を告白 夫にクレームを伝えてわかった「この人10年間も我慢してくれたんだ」 「徹子の部屋」で

 俳優の杉田かおるさんが、8月23日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。6年前に亡くなった母の介護を経験。「今までは表に出る仕事で、サポートする側の立場の方の気持ちというのがあまりよく分かってなかったなっていうのも、介護を通していろいろ勉強させてもらった」と振り返った。

 また、「お母さんて偉大で怖くて優しくて、すごいお母さん、と思っていたんですけど、介護をすることによってお母さんが乙女のような、娘だったんだって気づいて。かわいいって思える。母のつらかったこととか傷ついた気持ちとかをわかってあげられるようになったんで、それはよかったかなと思います」と話した。

 結婚10年目の昨年、「憧れて、好きで好きで好きで、一緒になったのに、本当に嫌なところが見えて来るという経験をして、これが倦怠期なんだと気づきました」。

 勇気を振るって夫に「私、(あなたの)ここと、ここと、こういうところが本当にイヤだ」と言った。けんかになるかなと思ったが、夫は「僕はね、もっとあなたのことをイヤだと思ってるよ」と応じた。

 「すごく淡々と言われて、はっと思ったんです。私ばっかりがイヤじゃなくて、相手はもっと我慢してたんだと思ったら、逆に情が湧いてきて、この人10年間も我慢してくれたんだなと思ったら、いい人じゃないと思って。

 今まで愛だけだったんですけど情も湧いてきて、これが家族っていうものなんだと思って、これで一つまた山を越えられたかなって。他人が家族になるってすごい大変なことだと思いました」としみじみ語った。

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