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「大河ドラマ『光る君へ』コンサート~沼ル音楽会~」でナレーション(朗読)を担当した凰稀かなめさん (C)NHK
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「大河ドラマ『光る君へ』コンサート~沼ル音楽会~」でナレーション(朗読)を担当した凰稀かなめさん (C)NHK

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凰稀かなめ:和柄のマスタードカラードレスでしっとりと NHK大河「光る君へ」コンサートで朗読

 元宝塚歌劇団トップスターの凰稀かなめさんが11月9日、東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル(東京都新宿区)で開催された、吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」のコンサート「~沼ル音楽会~」でナレーション(朗読)を担当した。凰稀さんは、デコルテにグラデーションと花をあしらった和柄のマスタードカラーのドレスでしっとりと朗読した。

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 赤染衛門役で出演している凰稀さんは、エンディングで感想を求められると「すごく緊張しました」といい、「大役を任せていただき、ありがとうございました」と語った。また、演奏に感動して「袖で待機しているときに涙が止まらなくなりました。感動して胸がいっぱいで」と話していた。

 まひろ(紫式部)役で主演する吉高さんは、紫式部をイメージしたという透け感のあるパープルのドレス姿でゲストとして登場。“平安美女”の黒髪ロングから茶髪に“変身”した姿を見せていた。

 コンサートは、音楽担当の冬野ユミさんが今作のために150曲以上作曲した中から厳選し、テーマ音楽「Amethyst」など26曲を披露。横山奏さん指揮、東京フィルハーモニー交響楽団のほか、ピアニストの塩谷哲さん、バイオリニストの中西俊博さんらの演奏に合わせてステージ上のスクリーンにはドラマの名場面が映し出された。チーフ演出の中島由貴さんもトークで登場。会場には1600人が詰めかけた。この模様は12月8日午後5時からNHK総合で放送予定。

 「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。

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