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伊原六花:ダンス部での時間は「私の核になっている」 体に染みついたバブリーダンス披露は“お預け”

 俳優の伊原六花さんが3月20日、東京都内で行われた、映画「少年と犬」(瀬々敬久監督)の初日舞台あいさつに登場した。映画の内容になぞらえて「胸にあるもの」を聞かれると、「高校時代に過ごした時間が私の核になっている」と答え、ダンス部での日々を振り返った。

 伊原さんは、“バブリーダンス”で話題となった大阪府立登美丘高校ダンス部でキャプテンを務めていた。「お仕事をしていく上で大事だなって再確認したことは、けっこう高校時代のダンス部で得たものが多い。大人になって苦手なものを避けるという選択肢も増える中で、『新しいなにかが見えるかも』と踏ん張ってみるとか、分からない世界にも飛び込んでみようという考え方になったのは、高校時代の時間があったから」と話した。

 ダンス部時代の仲間とは今でも交流があるといい、「体育会系の“とんでもルール”もけっこうあったんですけど、あの3年間で頑張れたというのは大きかったと思う」と話した。

 MCを務めたTBSの杉山真也アナウンサーから「今でもバブリーダンス踊れるんですか? 」と聞かれると、「踊れます。卒業してからも踊る機会はあって、体に染みついていますね」と答え、踊るようなそぶりを見せると観客から拍手が起こった。「きょうは『少年と犬』の舞台挨拶ですから! いつか皆さんにお見せしたいと思います!」と、ダンス披露は次のチャンスに“お預け”にした。

 映画は作家・馳星周さんの小説で、第163回直木賞に輝いた「少年と犬」(文春文庫)が原作。東日本大震災で飼い主を亡くし岩手からさまよってきた犬の多聞(たもん)が、旅路で出会った人々と触れ合いながら、5年をかけて熊本まで旅するというストーリー。俳優の高橋文哉さんと西野七瀬さんがダブル出演を務める。伊原さんは、高橋さん演じる中垣和正の姉で、認知症の母を介護しながら働く中垣麻由美を演じた。

 イベントには高橋さん、西野さん、宮内ひとみさん、木村優来(ゆら)くん、瀬々監督、犬のさくらも登場した。

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