柏木由紀子：夫・坂本九さんを亡くし40年　「忘れられたくない」と思いを語る　「日航機123便墜落事故」を「情報7days」で特集へ

　俳優の柏木由紀子さんが、8月9日に放送されるTBSの生放送番組「情報7daysニュースキャスター」（土曜午後10時）に出演する。同日は放送枠を午後11時54分まで拡大し、12日で発生から40年が経過する「日航機123便墜落事故」の特集を放送。この事故で、夫で歌手の坂本九さんを亡くした柏木さんが、これまで抱き続けてきた思いなどテレビでは語ってこなかった思いを明かす。

　柏木さんは「あまり話したくはないけれど、でも40年という月日が経って、あんな大きな事故というか、本当に忘れられたくないというのが、まずありますね。というのは、取材にみえた記者の方たちが皆様お若いんですね。あの事故の後に生まれた方ばかりで、『ああ、そうか、そういう時代になっているんだな』というのをすごく感じて、これは辛いけど、忘れられないためには、やはりお話しした方がいいかなと思って……」と心境を語る。

　また、柏木さんは自身と同じように、災害や事故で突然大切な人を亡くした人たちにメッセージを送る。「事故から40年経った今の私を見てくださって、毎日を楽しんで過ごしているというその姿を見ていただければ、少し力になれるかなと。誰にでも明日があるというか、前を向いて歩いていったら……」と話す。

　番組では貴重な家族の映像、写真も紹介。坂本さんと姉と弟のように仲が良かったという黒柳徹子さんも出演。事故後の柏木さんの日々を支えた思いを語る。