ミュージカル「Once」の囲み取材に出席した斉藤由貴さん
俳優の斉藤由貴さんが9月8日、東京・日生劇場で行われた、ミュージカル「Once」の囲み取材に出席した。主演を務める人気グループ「SixTONES(ストーンズ)」の京本大我さんの歌とギターを絶賛した。
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斉藤さんは、初共演の京本さんについて、「SixTONESの(メンバー)っていうイメージがすごく強かったんですけど、帝劇(帝国劇場)の最後の日に、生の番組で歌っているところをテレビで見て、『この方は本当に、伝わる歌を歌う方なんだな』って。お上手なのはもちろんなんですけど、伝わる、心に届く距離をちゃんと持って歌う方だなと感じました。でも、それだけじゃなくて本当にギターが素晴らしい。うちのマネージャーさんがきのう、帰りの車の中で『京本さん本当にギターすごいね』って」と話した。京本さんが「ありがとうございます!」と声を弾ませると、「言う暇がなかったから、今言いました(笑)」と笑った。
舞台のけいこは約2カ月前から行われていたといい、斉藤さんは「それだけおけいこ時間をかけるっていうのは、今の時代とてもぜいたくなことだと思うんですね。それだけ高みを目指そうっていう製作側の本気度っていうことなんだと思います」とコメント。「私自身はあんまり、出てないですけど……」とおどけつつ、「ものすごく素晴らしい作品だと断言できます。稲葉(賀恵)さんの演出も素晴らしいし、京本さんのギターと声とsaraちゃんの声で、たぶん見終わった後に、言葉にならないような、何かに圧倒されるような作品ではないかな、初日を前にして感じています」と語った。
2007年公開のアイルランド映画「Once ダブリンの街角で」が原作。アイルランドの首都ダブリンで、貧しいストリートミュージシャンのガイ(京本さん)は、父親の店で掃除機修理の仕事をしながら、時間を作っては自作の歌を路上で弾き語りしていた。なかなか評価されず、失恋を機に音楽をやめることを考えていた時、チェコ移民のガール(saraさん)と出会い、ガイが前の恋人に向けて作った曲「Falling Slowly」を共に歌い、音楽によって互いに心を通わせていく……というストーリー。
斉藤さんは、ガールの母・バルシュカを演じる。京本さんは劇中で9曲、ギターで弾き語りを披露する。
日生劇場では9~28日、その後、愛知、大阪、福岡で上演される。囲み取材には、saraさん、鶴見辰吾さん、稲葉さんも出席。取材後、公開ゲネプロも行われた。
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