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妻夫木聡さん主演のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(日曜午後9時)の初回が10月12日に放送される。初回は15分拡大。
早見和真さんの同名小説(新潮文庫)が原作。競馬の世界を舞台に、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく人間と競走馬の20年間の物語となる。妻夫木さんは税理士の栗須栄治を演じる。佐藤浩市さん、目黒蓮さん、松本若菜さんらも出演する。映画「ラストマイル」(2024年)やTBSドラマ「グランメゾン東京」(同)などの監督・塚原あゆ子さんが演出を担当する。
税理士事務所を営む父を尊敬してきた栗須が、ある事を機に税理士として挫折し、希望を見いだせなくなった。突然止まった人生が、豪快で人間味あふれる馬主・山王耕造(佐藤さん)との出会いで大きく動き出す。
目黒さんは物語の鍵を握る重要な役どころ、松本さんは栗須の元恋人で競走馬生産牧場を営む野崎加奈子を演じる。耕造の宿命のライバルで馬主の椎名善弘役で沢村一樹さん、耕造の妻・山王京子役で黒木瞳さん、耕造の会社で後継候補の長男の山王優太郎役で小泉孝太郎さんも出演する。
第1話は、大手税理士事務所に勤務する栗須栄治(妻夫木さん)はあることを機に挫折、希望を見いだせなくなった時、山王耕造(佐藤さん)の人材派遣会社ロイヤルヒューマン社から競馬事業部の実態調査を依頼される。同社で耕造が推し進める競馬事業部は赤字続き。それをよく思わない長男で人事統括部長の優太郎(小泉さん)が、同事業部撤廃を企て依頼してきたのだ。耕造の妻・京子(黒木さん)も競馬事業を毛嫌いしていた。
栗須は耕造に会いに北海道の競り会場へ行くが、遅刻してしまう。その時、耕造がどうしても手に入れたかった新馬を、ライバル馬主の椎名善弘(沢村さん)が競り落としていた。
初めて見た競りの光景にあぜんとする栗須。耕造は遅刻を叱責するも、その後の馬主業務に付き合わせ、所有する愛馬を紹介する。栗須は、今は北海道で実家の競走馬生産牧場を手伝う元恋人の野崎加奈子(松本さん)と思わぬ再会も果たし……。