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俳優の桜田ひよりさんと佐野勇斗さんがダブル主演を務める連続ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」(日本テレビ系、水曜午後10時)の放送が始まった。
日本有数の企業、八神製薬社長の一人娘・八神結以(桜田さん)が、20歳のバースデーパーティーの日に林田大介(佐野さん)らによって誘拐される。ところが計画はあえなく失敗。呆然と立ちすくむ大介に、結以はなぜか「私と一緒に逃げて!」と言い出し、“人質と誘拐犯”の奇妙な逃避行が始まる……というストーリー。桜田さんが自身の役どころや佐野さんとの共演などを語った。
自身が演じる八神結以という役柄の印象を聞かれると桜田さんは「誘拐に巻き込まれる以前の結以ちゃんは、大富豪の令嬢という立場上、常に大人たちに囲まれ守られて生きてきたことで、自分の感情を素直に出すことができない、ちょっとひねくれた女の子だったのだろうなって感じました。
でもリンダ(林田大介)と出会ったことで外の世界に飛び込んで自由な環境に身を置くことになり、初めて自分の思いや感情を表に出したり、自分の意思で行動できるようになって、等身大と言いますか、本来の姿が出てきたんだろうなって。演じていてとても楽しいです」と語る。
撮影現場は「出演者もスタッフもみなさん本当に仲がいい」という。ダブル主演の佐野さんとも「空き時間にお話をさせていただくことが多い」とし、「すごく気さくな方で、つねに現場を盛り上げてくれます。プライベートな部分でもキャラクターとかぶるところがあって、リンダと似ているなと思います」と評した。
さらに二人のやりとりは「本編の中でもアドリブが入っていたりするので、見ていて楽しいと思います。どこからがアドリブでアドリブじゃないのか、見極めるのが難しいくらい自然な掛け合いをしているので、そこも楽しみにしていただきたいです」と語った。
ドラマのタイトルにもなっている「ESCAPE(=逃げる、脱出する)」にちなみ、逃げたくなるほどつらい状況に追い込まれたときに、どう乗り越えるか聞かれると「ひたすらご飯を食べて寝る! 健康的なエスケイプです(笑)」とコメント。
「とにかく食べることが好きで、おいしいものを食べていれば大抵のことは大丈夫。あとはしっかり寝ること。寝不足になるとパフォーマンスも低下して、いいことが一つもないので、とにかく寝ます」と言い、そんなときに食べる“ご褒美メシ”に「お肉(笑)! 焼肉でもステーキでも、お肉であれば何でも大歓迎です」と挙げた。
「今回は誘拐をする、誘拐をされるという立場から、周囲の状況も目まぐるしく変わり、それと同時にハチとリンダも人間的に少しずつ成長していきます。誘拐が大きなテーマですが、内容的にはサスペンスからヒューマンまで混在する、エンタメの醍醐味(だいごみ)が詰まったドラマになっています」と作品の見どころを語った桜田さん。
「気軽な気持ちで楽しんでいただきたいです。回を追うごとに、結以ちゃんを筆頭にそれぞれが人として成長していくので、そういった部分にも注目していただきたいです」と呼びかけた。