あなたにおすすめ
私の美容習慣:森香澄 帰宅後は座らず「お風呂に直行」 朝の始まりはストレッチから 「周りに流されすぎないこと」も大切
木村拓哉さんが11月12日、大阪市内で行われた映画「TOKYOタクシー」(山田洋次監督、11月21日公開)の「通天閣タクシーセレモニー&舞台挨拶in大阪」に、俳優の倍賞千恵子さん、山田監督と出席した。通天閣をバックにしたタクシーセレモニーでは、タクシー運転手を演じた木村さんが自らタクシーを運転し、助手席に倍賞さんを乗せて登場。沿道を埋め尽くした大勢のファンから熱い歓声を浴びた。
幕が開くまでどんな景色が広がっているのか一切分からなかったという木村さんは、「こんなに沢山の方がいらっしゃるなんてとてもありがたいです。本日11月12日が僕の誕生日前日という事もありまして、たくさんのバースデーメッセージを登壇前に皆さんからいただけたのがすごくうれしかったです」と喜びを語った。
大阪ステーションシティシネマで行われた舞台あいさつでは「たくさんの方に見ていただけたこと、本当にありがたく思います」と感謝を述べ、「幼少期に葛飾柴又にいた事実もあるんですが、僕は箕面にもいた事があるので、皆さんの交わす大阪弁を耳にしていてもスムーズに入ってくるんです」と明かす一幕もあった。
舞台あいさつの終盤には、13日に53歳の誕生日を迎える木村さんに、劇中で運転したタクシーを完全再現した特大のバースデーケーキと、倍賞さんからのバースデーソングの生歌唱というサプライズプレゼントが贈られた。このプレゼントに感極まった木村さんは、倍賞さんと熱いハグを交わし、観客からも大きなあたたかい拍手が贈られた。
映画は山田洋次監督91本目となる、倍賞さん主演のヒューマンドラマ。木村さん演じるタクシー運転手・宇佐美浩二のもとに、85歳のマダム・高野すみれ(倍賞さん)を東京・柴又から神奈川の葉山にある高齢者施設まで送る依頼が舞い込む。すみれは浩二に「東京の見納めに、いくつか寄ってみたいところがある」と寄り道を依頼。あちこちを巡りながら、すみれは自らの壮絶な過去を語り始める。たった1日の旅が、2人の心と、そして人生を大きく動かしていく様子が描かれる。