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芳根京子:「物語が投げかける深い問いに強く惹かれた」 新人裁判官役でNHKドラマ主演 来年春放送のSPドラマで

 俳優の芳根京子さんが主演を務めるNHKの特集ドラマ有罪、とAIは告げた」が、2026年春放送予定だと分かった。ドラマは、驚くべきスピードで社会に浸透しつつあるAIと、AIを使う人間のあり方を問う社会派エンターテインメント。芳根さんは、試験的に裁判所に導入されるAI「法神(ほうしん)」の検証を任される新人裁判官・高遠寺円(こうえんじ・まどか)を演じる。

 原作は、中山七里さんの同名小説(小学館)。芳根さん演じる主人公の高遠寺円は、東京地方裁判所の判事で、著名な女性裁判官だった高遠寺静の孫。両親はおらず、祖母の静に育てられた。真実を見極めようと不断の努力を重ねる立派な裁判官であった祖母の存在は、円には尊敬の対象であると同時に、プレッシャーでもあった。AI「法神」の処理能力の高さに驚きつつも、人の人生を左右する裁判の判決にAIが関与することには強い警戒感を持っている……というキャラクター。

 芳根さんは「NHKドラマは約5年ぶりになりますが、脚本を読み進めるほどに、この物語が投げかける深い問いに強く惹(ひ)かれました。尊敬する先輩方とご一緒できることも心強く、撮影が楽しみです。ぜひ観ていただけるとうれしいです」とコメントしている。

 脚本は浅野妙子さん、演出は佐藤善木さん、制作統括は高城朝子さん(テレビマンユニオン)と熊野律時さん(NHK)が担当。全1話(89分)で2026年春にNHK BSとプレミアム4Kで放送を予定している。

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