「映画 きかんしゃトーマス サンタをさがせ!パーシーのクリスマス急行」で声優を務め、取材に応じたDAIGOさん
<インタビュー後編>子どもの笑顔で「疲れが吹き飛ぶ」のを実感 「夫婦にとっての希望で本当に大切な存在」
2児の父で、ミュージシャンのDAIGOさんが、「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版最新作「映画 きかんしゃトーマス サンタをさがせ!パーシーのクリスマス急行」(公開中)のゲスト声優を務めている。サンタクロース役を演じるDAIGOさんに自身の思い出などを聞いた。(前後編の前編)
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◇子どもたちが学べることがたくさんある
DAIGOさんが「きかんしゃトーマス」の声優を務めるのは9年ぶりになり、自身は2人の子どものパパになった。
「9年で生活も変わって、子どもたちもいて、一番いいタイミングでオファーしていただいたなって感じています。例えば20年後だと僕ももう70歳近くなっていて、ある意味リアルなサンタさんをやれたかもしれないですけど(笑)、子どもたちももう成人してトーマスに対しての気持ちがもしかしたら変わっているかもしれないから、今っていうのが本当にもうベストタイミングで、ぜひやらせていただきたいなって思いました」
最初に台本を読んだときの印象は「CMS」だったという。
「(C)超(M)名(S)作と思いましたね。サンタクロースを探しに、トーマスとパーシーが切磋琢磨して、少女の夢をサンタさんに届けたい、そういうストーリーが本当に素晴らしいなと思って、確実にいい作品になるなと確信しました」
完成した作品を見た感想も聞くと、「大人にも子どもにもTKO」と回答。
「(T)大切な(K)ことを(O)教えてくれる映画でした。大人が忘れてしまってたような感情や思いを呼び起こしてくれる言葉もあるし、子どもたちにとっては、トーマスの世界で、キャラクターたちがすてきですし、すてきな歌も楽しめる作品です。ちょうど1時間ぐらいというのも見やすく、楽しめる作品です。子どもたちはそれを見て、困ったときに助け合うなど学べることが本当にたくさんあるんじゃないかなと思います」
◇欲しいプレゼントのため「いい子にしようと思っていた」
今回、サンタクロースを演じるにあたり、当初は「いい意味で“おじいちゃん感”を出したいなと思ってた」という。
「長く生きてきたからこその渋い感じというか、ビンテージ感というか。でも監督に聞いたら、“元気な明るいサンタさん”ということだったので、真逆のことを考えてたなと思って軌道修正しました。監督のイメージ通りにやってみたら、やっぱりそっちの方が子どもたちが見るからすごくいいなと思って。自分が最初にイメージしたものとは違ったんですが、監督さんたちが正しい方向に導いてくれました」
声優を務めることが発表されたときに公開されたインタビューで、“ホッホッホー”という声の出し方を工夫したと語っていたが、アフレコで印象に残っているのもやはりそのせりふだという。
「サンタさんの代名詞みたいな笑い声ですが、普段はなかなか発することもないので、少し苦戦しました。でも、やっていくうちにどんどん楽しくなって、すごく好きになりましたね。元気な“ホッホッホー”もあれば、ちょっと短めの“ホッホッホー”など、いろいろなパターンがあって、それぞれに意味が込められているので、その違いを聞いてもらえたらうれしいです」
DAIGOさん自身のサンタクロースの思い出も聞いた。
「欲しいものもらうために、いい子にしていようと思っていました。とにかくプレゼントをもらえるのがうれしかったですね。記憶に残っているプレゼントは“ゾイド”というおもちゃ。朝起きて、プレゼントを見つけて、すぐに組み立てていました。子どもの頃のワクワク感が残っているのか、今でもゾイドを見ると、また集めたい気持ちになります」
<プロフィル>
だいご 1978年4月8日生まれ、東京都出身。2003年、DAIGO☆STARDUSTとしてデビュー。2007年、3人組ロックバンド「BREAKERZ(ブレイカーズ)」を結成。音楽活動のほか、バラエティー番組やドラマなどマルチに出演中。
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