女性としての理想像を語った長谷川理恵さん
数々のマラソン大会に出場し、3月には「名古屋ウィメンズマラソン 2012」にオフィシャルサポーターも務めたタレントの長谷川理恵さん。オフの過ごし方も「朝の練習が好きですね」と話し、マラソンを完全に生活の一部にしているようだ。休日は一日中練習で終わってしまうこともあるという長谷川さんに、美容と健康を保つメンテナンス法から、自身の仕事や人生など、プライベートについて聞いた。(毎日新聞デジタル)
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美容と健康への意識が高い長谷川さんにとって、休日はメンテナンスの日でもある。「マッサージとか、美容院に行ったり。食事も気を付けないといけないので、スーパーに食材を買いに行って、スープストックを作り置くとか、そういう感じで1日が終わっています。運動と栄養と休息、睡眠ですね」と語る。そのかいもあってか、マラソンの練習では一度も体調が悪くなったことがないといい、自分の体で好きなところを聞くと、「冬も夏も耐えられる強い内臓ですね。けがも一度もないので、強い骨と筋肉もありがたい。爪すらはがれたことがないんです」と笑顔で明かした。
長谷川さんが思う「女性が輝き続ける秘訣(ひけつ)」は、「人生そのものを楽しむこと」だという。「何か一つでも、これをやっていると楽しい、うれしいと思える、やりがいのあるものを持っていればすてきに輝けるんじゃないかな。スポーツじゃなくても、いろんなことに力を注げる人、頑張れる人はオーラが出ている」と話す。理想の女性になるために、いろんな経験を積みたいという長谷川さんは、年齢を重ねることで経験も同時に重ねられるといい、「表情や目には経験したことが全部出ると思うので、すてきな人は年を取ってもカッコよかったり、色気がある。そういう女性にあこがれますし、目指していきたい」と話した。人生を共に歩むパートナーについても、「同じ方向を向いているといいですね。そうじゃないと一緒にいる意味がないと思う。お互い一緒にいて楽だったり、尊敬し合える人」と語った。
そんな長谷川さんに10年後を想像してもらうと、「年齢に左右されず、何かやっていたい。マラソンは続けていきたいと思いますし、スポーツも楽しみたい」という答えが返ってきた。実際に、昨年の5月には初めてトライアスロンを完走したといい、「全く泳げなかったんですけれど、ようやく海でも泳げるようになった。今までハワイでは走ることしかしなかったんですけれど、今は泳げるようになったので、水着のままで走って海まで行って、泳いで、そしてまた走って帰ってくる。ちょっと今までと違う動きを入れることがとても楽しい!」と目を輝かせた。
仕事については、「美容と健康を推奨するお仕事に携わっていければいいと思いますし、それでライフスタイルが豊かになる女性が増えれば」と思いを語った。具体的には「一人ではできないですが、日本の農家を支援したい。今まで野菜のことで一緒に活動していた人たちと一緒にグループを作っているので、実際に農家に行ってお話を聞いたり、良さを広めていくお仕事がしたい」と話し、「食とスポーツと美容を、もうちょっと違う感じで表現できたら。何かをプロデュースしたりとか、いいですね……」と楽しそうに考えを巡らせていた。
<プロフィル>
73年12月1日生まれ、神奈川県出身。93年、ファッション誌「CanCam」(小学館)で読者モデルとして初登場し、その後「Oggi」などファッション誌の人気モデルとして活躍。00年にテレビ番組の企画でホノルルマラソンに参加して以来、数々の大会に出場している。自己ベストタイムは3時間15分36秒。趣味はマラソン、サーフィン、料理。ベジタブル&フルーツマイスターの資格を持ち、農業に携わったり、ベジフルティーチャーとして小学校に出向き、食の大切さを伝える活動もしている。11年5月にはトライアスロンに初挑戦、12年3月には女性のみが参加できる「名古屋ウィメンズマラソン 2012」にも参加した。
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