ファニーフェースのサンタクロース。顔が左右にゆれる仕組み
アイルランド・ダブリンへ語学留学し、ロンドンへ引っ越しをしたエディターでライターのハマコさん(33)=仮名=が、現地の人々とのふれあいなどをリポートする「33歳、海外留学します!」。今回は、ロンドンの巨大ショッピングビルのクリスマスの様子をつづります。
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◇ロンドンは12月初旬からクリスマスホリデー
ロンドンで暮らす人々の多くが12月の2、3週目頃からクリスマス休暇に入り始めます。この時期は、いたるところで、大きなスーツケースを引きずって空港へ向かうであろう人たちの姿を見かけるようになります。この原稿を書いているのがクリスマスイブのちょうど1週間前に当たる17日なのですが、すでに街は連休の穏やかなムードを漂わせつつあります。
◇巨大ショッピングビルもクリスマス一色
ピカデリーサーカスなどがあるロンドンのど真ん中から少し西へ離れた所に、シェパーズ・ブッシュというショッピングエリアがあります。いわゆる観光地ではないのですが、ここにはウエストフィールドという巨大なショッピングビルがそびえ立っていて、普段は女性客や家族連れ、カップルでにぎわっています。どのくらい広いかというと敷地面積はサッカーのピッチ30個分相当! 方向音痴の私にはフロアマップでは不十分で、店舗間の移動にGoogleマップを使うほどです。
そんな巨大ショッピングビルも、当然この時期はクリスマス一色。各ショップのウインドーはレッド×グリーンのクリスマスカラーに模様替えをし、パブリックスペースには、きらびやかなデコレーションのアイススケートリンクまで登場。また、お花屋さんには個性豊かなツリーがいくつも並び、カラフルなブーケと共に行く人々の目を楽しませてくれます。メンズウエアのお店にもサンタクロースのデコレーションがどんとお目見えし、レゴブロックでできたツリーは、キッズのみならず大人の注目も集めていました。
◇男性客が女性へのプレゼントを買いに
そして、奥さんや彼女へのプレゼントを1人で買いに来る男性客の姿も、今の時期はぐっと増えるように感じます。店員さんに相談している男性の姿を見かけると、なんだかほんわかした気持ちになりますね。「これもクリスマスの風物詩だな」などと思いながら、私は1人でウインドーショッピングを満喫するのでした。
<プロフィル>
ハマコ(仮名)。1980年生まれ。大学時代に短期留学を経験したものの、その後は英語と無縁の生活に。東京で会社勤めをした後、フリーランスのエディター、ライターに転身。インタビューの仕事の魅力にはまり、「もっと多くの人と直接会話をしたい! 海外の人にもインタビューしたい」とアイルランド・ダブリンへ留学。ダブリンの学校を修了した後、ロンドンへ引っ越しをして、現在は試験勉強に勤(いそ)しんでいる。
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