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アイルランド・ダブリンへ語学留学し、ロンドンに引っ越しをしたエディターでライターのハマコさん=仮名=が、現地の人々とのふれあいなどをリポートする「33歳、海外留学します!」。今回は、ダブリンのスーパーマーケットについてつづります。
◇海外のスーパーマーケットには発見がたくさん
私のダブリンの生活において重要な場所の一つが、スーパーマーケット。アパートに住んでいた私は、自炊のための水や野菜などを買うために頻繁にお世話になっていました。
海外のスーパーマーケットを訪れるのは、私の趣味の一つでもあります。店内の品ぞろえを眺めていると、地域の人たちの暮らしをリアルに感じ取ることができ、ときどき、めずらしい商品を発見できたりするからです。
◇ドイツの格安スーパー 英国、アイルランドのスーパーも
ダブリンにはドイツの格安チェーン「Lidl(リドル)」や「ALDI(アルディ)」、英国からやって来た「Tesco(テスコ)」、アイルランド生まれの「DUNNES(ダンズ)」などのスーパーマーケットチェーンがあります。
私が最初に住んでいたアパートのすぐそばにはリドルがあったのですが、初めて訪れた際にはその激安ぶりに驚かされました。東京に住んでいた頃はスーパーといえば「西友」が行きつけでしたが、勝るとも劣らない激安プライスで商品を販売していたからです。
通貨はユーロなので一概に比較はしにくいですが、野菜や水は都市にしてはかなり低めの価格帯でした。パン類は、サイズが大きいため割安。シリアルなども、日本人から見ると特大に思えるサイズが豊富でした。
◇ベジタリアン向けの食品が充実 しかもおいしい!
印象深かったのは、どのスーパーもベジタリアン向けの食品が充実していた点。ベジタリアンのスイス人の友人がよく買っていたのは、冷凍食品コーナーのベジタリアン向けソーセージです。見た目も食感もよく、おいしくて、少し魚肉ソーセージに似ている気がしました。気になって材料表示をチェックすると、「マイコプロテイン」という特殊な原料を用いて作られているとのことでした。もちろんコロッケやハンバーガーも同じコーナーにいろいろと並んでおり、需要の多さを実感しました。
総菜コーナーにも、さまざまなベジタリアンメニューが並んでいます。たいていはベジタリアンメニューと判別しやすいようにマークが付いていて、どれも本当においしくてビックリ。私はお肉も食べますが、野菜が大好きなので、ベジタリアン文化の濃い欧州のこういった面は自分に合っていると感じました。
<プロフィル>
ハマコ(仮名)。1980年生まれ。大学時代に短期留学を経験したものの、その後は英語と無縁の生活に。東京で会社勤めをした後、フリーランスのエディター、ライターに転身。インタビューの仕事の魅力にはまり、「もっと多くの人と直接会話をしたい! 海外の人にもインタビューしたい」とアイルランド・ダブリンへ留学。ダブリンの学校を修了した後、ロンドンへ引っ越した。