映画「君と100回目の恋」の完成披露舞台あいさつに登場したmiwaさん(左)と坂口健太郎さん
俳優の坂口健太郎さんが12日、東京都内で行われた主演映画「君と100回目の恋」(月川翔監督)の完成披露舞台あいさつに登場。ダブル主演のシンガー・ソングライターのmiwaさんとともに、作中に登場するバンド「The Stroboscorp」のメンバーを演じた坂口さんは、ギターに初挑戦したと明かし、「(ギターが)うまい男の子の役だったから、いろいろ聞きました、miwaにも……」とmiwaさんにもアドバイスをもらったことを“呼び捨て”で語り始めると、会場に集まった女性ファンは騒然。坂口さんが思わず「なんでざわざわしているの!?」といぶかしむと、女性ファンは大喜びで歓声を上げていた。
miwaさんは「学生時代にバンドを組んだことなかったので、バンド組むのが初挑戦で新鮮だった」と撮影を振り返って感想を語った。何度か音合わせをしていくうちにメンバーで息が合ってきたといい、「合わせていくうちに、『今のすごいよかったんじゃない!?』と言ったら、(坂口さんらが)すごいうれしそうな顔をしてくれて」とエピソードを明かすと、坂口さんや竜星涼さんらから「(miwaさんは)音楽シーンだと目つきが変わる」という指摘が上がり、坂口さんは「プロの瞬間を垣間見るときがありましたね」とmiwaさんとの撮影シーンを振り返っていた。
舞台あいさつには坂口さん、miwaさん、竜星さんのほか、真野恵里菜さん、泉澤祐希さん、月川監督が出席した。
「君と100回目の恋」は、miwaさん演じる大学生の日向葵海(ひなた・あおい)と、坂口さん演じる幼なじみの陸(りく)との恋愛を描いたオリジナル作品。葵海は7月27日の誕生日に事故に遭うが、気が付くと事故の1週間前に戻っていた。動揺する葵海に陸は「時間を戻すことができる」という秘密を明かす。2人は、さらに1年前に戻り、恋人同士として幸せな日々を送るが再び事故に遭った7月27日がやってくる……というストーリー。2017年2月4日公開。