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俳優の菅田将暉さんが9日、東京都内で行われた劇場版アニメ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」(新房昭之監督、8月18日公開)のジャパンプレミアに、主演の広瀬すずさんらと浴衣姿で出席。広瀬さん演じるヒロイン・及川なずなに、密かに思いを寄せる島田典道の声優を務めた菅田さんは、作品について「ちょっとエロい、いやかなりエロい『なずな』がいて……」などと“暴走トーク”を展開した。
イベントにはナズナと典道のクラスメート・祐介役の宮野真守さん、脚本を手掛けた大根仁さん、プロデューサーの川村元気さんも出席。菅田さんは、大根さんから「(観客が)ちょっと引いてますよ」と“エロ”発言に突っ込みを入れられたが、横で苦笑いする広瀬さんに向かって「男ってそんなもんなんだよ」と開き直って話していた。
アニメの声優初挑戦の菅田さんは「24歳のぼくが自分の中の12歳の頃を思い出しながらやったことが、ちゃんと伝わるかなと」と真面目な顔で話したが、「珍しく舞台あいさつでちゃんと映画のことを考えている」と続け、会場の笑いを誘った。
同アニメは、1993年に制作された岩井俊二監督のテレビドラマが原作で95年には映画化された。今回のアニメ化にあたっては現代的な要素を加え、長編のラブストーリーに仕上げている。とある海辺の町が舞台で、クラスメートたちが花火大会を前に「打ち上げ花火は横から見たら丸いのか?」と盛り上がる中、クラスのアイドル、なずなに思いを寄せる典道は、時間が巻き戻る不思議な体験の中で、なずなから「かけおち」に誘われるが……というストーリー。