22日放送のドラマ「トットちゃん!」にゲスト出演しているディーン・フジオカさん=テレビ朝日提供
俳優のディーン・フジオカさんが、黒柳徹子さんの半生を軸に激動の昭和史を描いたテレビ朝日系の昼の帯ドラマ「トットちゃん!」にゲスト出演することが11日、明らかになった。今回、黒柳さんが出演を熱望したことから実現。演じるのはアメリカ帰りのNHK講師・河毛博(かわけ・ひろし)で、22日放送の第38話の1シーンのみに登場する。フジオカさんは「何より徹子さんから出演オファーをいただき本当にうれしかったです」と喜びを語っている。
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河毛は、黒柳さんが研修時代に出会った実在の講師をモデルにしたドラマのオリジナルキャラクター。アメリカで“テレビジョン”について学んできたという設定で、グレーのチェックジャケットに黒地のネクタイというスタイリッシュな衣装をまとって登場すると、「テレビジョンによって、世界は永遠の平和を実現できるかもしれない」「あなた方はテレビジョンを成功に導くため、全身全霊で努力しなければなりません」と熱弁をふるい、そんな河毛に徹子らは「ステキ……」とうっとりするという展開だ。
フジオカさんは「黒柳徹子さんの人生を語る上で、大切な出会いとなった先生役を演じる機会をいただき、とても光栄に思います」ともコメント。「僕が演じた河毛博という役は、若いころの徹子さんに、当時まだ未知数であったテレビが持つグローバルな可能性を初めて説き、その後の徹子さんの人生に大きな影響を与えた方をモデルにした役です。役者として、一人の人間として尊敬する徹子さんの人生の物語の一部に、短いシーンではありますが登場する機会をいただけたことを、とても誇りに思います」と語っている。
また、黒柳さんを演じている清野菜名さんは「ディーンさんとは1年半前にお仕事をさせていただいて、今回また再会できたことがうれしかったです。1年半ぶりのディーンさんもかっこよかったです」と役さながらに“うっとり”していた。
ドラマは、激動の昭和を舞台に、黒柳さんがテレビ女優の1期生として活躍したNHK時代や国境を越えた恋の話なども描かれる。毎週月~金曜午後0時半放送。
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