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4人組ボーカル・ダンスユニット「M!LK(ミルク)」の佐野勇斗さんが、女優の葵わかなさんとダブル主演した映画「青夏 きみに恋した30日」(古澤健監督、8月1日公開)のPRのため、MANTAN編集部を訪れた。
映画は、マンガ誌「別冊フレンド」(講談社)で2013~17年に連載された南波あつこさんのマンガが原作。都会育ちのイマドキ女子高生・理緒(葵さん)は、夏休みに大自然のある田舎で過ごすことになり、地元の男子高校生・吟蔵(佐野さん)と出会い、恋に落ちる。吟蔵も理緒に次第に引かれていくが、お互いが離れ離れになってしまう夏休みの終わりが近づき……という展開。
「青夏 きみに恋した30日」のほか、「3D彼女 リアルガール」(英勉=はなぶさ・つとむ=監督、9月14日公開)、「走れ!T校バスケット部」(古澤監督、11月3日公開)と出演作が立て続けに公開される佐野さん。今後の目標を聞くと、「朝ドラに出たいです」と回答。NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)に出演するのは、芸能界に入ったときからの目標といい、「1年間、一つの役に向き合えるのはなかなかないので、挑戦したい」と力を込めた。
さらに、「(朝ドラに出演して自分の)おばあちゃんとおじいちゃんに見せたい。最初は芸能活動を『絶対にいかん』と反対していたんですけど、今はすごく応援してくれているんです」と笑顔を見せた。
メインの役どころで出演する作品が増える中、佐野さんはブレークの実感は「皆無です。まだまだだと思います」といい、「今回(『青夏』で)主演だからといって無理に気負ったり、みんなを引っ張らなきゃとか、そういうのはなかった。いい意味で、あんまり変わっていない。今はとにかく、自分のことを頑張ろうって」と思いを明かした。
プライベートではマンガを読むのが好きという佐野さん。好きな作品を聞くと「王道の作品が好きです。『ドラゴンボール』『ONE PIECE(ワンピース)』『NARUTO-ナルト-』『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』『進撃の巨人』……」と次々と作品名が挙がった。「ドラゴンボール」は、「セル編の(孫)悟飯が超サイヤ人2になるところが一番好き。あの悟飯が一番強いと思う」と楽しそうに語っていた。
俳優としての目標を力強く語る一面を見せながら、無邪気な笑顔で好きな作品についても語ってくれた佐野さん。映画「青夏」では、「体も鍛えましたし、珍しくちゃんとカッコいい役を頑張って演じた」という。さまざまな魅力を見せる佐野さんの今後に注目したい。