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女優の前田敦子さんが1月24日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた主演を務める同局の連続ドラマ「伝説のお母さん」の完成披露試写会に登場した。
前田さんは、今作が昨年3月に第1子を出産後初の主演ドラマの撮影となったが、「本当に試行錯誤がたくさんあって。家族で話し合い、どうやっていくかというところから始まった」と回顧。「主人が同じ職業というのもあって、協力的に(子育てに)参加してくれた。(今では)私よりも得意なんじゃないかなっていうぐらいやってくれたので、改めて感謝ですね」と夫で俳優の勝地涼さんへの感謝の言葉を口にした。
「伝説のお母さん」は、待機児童を抱える母親の活躍や苦悩が描かれたかねもとさんの同名マンガが原作で、NHK「よるドラ」の第5弾。ロールプレイングゲーム(RPG)の世界に生きる、“史上最強の魔法使い”メイ(前田さん)は、専業主婦としてワンオペ育児に奮闘する日々を送る。ある日、封印したはずの魔王が復活し国王より討伐の命を受けたメイ。「育児」と「世界平和」の両立を実現できるのか……というストーリーが展開する。
家事や育児と魔王討伐の両立を目指す役どころに、前田さんは「こんなにドンピシャな役をいただけるとは思っていなかった。出産後って難しいなと思っていたのですが、プロデューサーに手を差し伸べてもらい、この作品、私がもしやっていなかったら悔しかっただろうなって思うぐらい、自分に重ね合わせることができる作品」と語り、撮影で生後8カ月の赤ちゃんを抱っこしたといい、「まったく同じ月齢の子が家にいたので、現場でもずっと抱っこして家でも……という不思議な体験をした」と感慨深げに話した。この日は、玉置怜央さん、大倉孝二さん、大地真央さんも出席した。
ドラマはNHK総合で2月1日から毎週土曜午後11時半放送。全8回。