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映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」主演のマーゴット・ロビーさん(C)2019 WBEI and (C)&TM DC Comics
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映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」主演のマーゴット・ロビーさん(C)2019 WBEI and (C)&TM DC Comics

マーゴット・ロビー:尊敬する先輩女優は... 「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」で主演兼プロデュース

 ハリウッド女優のマーゴット・ロビーさんが米DCコミックの人気キャラクター、ハーレイ・クインを演じた映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」(キャシー・ヤン監督)が3月20日に公開された。ロビーさんは今作のプロデューサーも務めており、女優とプロデューサーを兼業するために必要なことや見どころなどを聞いた。

 ◇シャーリーズ・セロンから学んだこと

 映画は、ジョーカーと別れ、すべての束縛から解き放たれたハーレイのモラルのない天真らんまんな暴れぶりが街中の悪党たちの恨みを買う中、ハーレイは謎のダイヤを盗んだ少女カサンドラ・ケイン(エラ・ジェイ・バスコさん)を巡り、悪を牛耳る残忍な敵、ブラックマスク(ユアン・マクレガーさん)と全面対決。ハーレイはクセ者だらけの“最凶”チームを結成する……というストーリー。

 マーゴットさんは昨年、米国「FOXニュース」で実際に起きたスキャンダルを描いた「スキャンダル」(ジェイ・ローチ監督)にも出演し、同じく女優兼プロデューサーとして活躍するシャーリーズ・セロンさんと共演。「ハーレイ・クインの~」のプロデューサーを務めるにあたり、先輩のセロンさんに「どのように映画をプロデュースしているのか、いろいろ質問したわ。彼女がプロデューサー業と女優業をどうやって兼任しているのかや、私生活とのバランスの取り方なども聞いたの」と明かす。

 「シャーリーズはお母さんでもあるのに、仕事に私生活何でも容易にこなしているように見えるでしょう? でも彼女は見えないところで、ものすごく努力しているのよ。プロデューサー業はもちろん、子育ては本当に大変な仕事よ。私は今までも、プロデューサーと役者を兼任する人たちと仕事をしたことはあるけれど、シャーリーズの仕事ぶりはとても興味深かった」と尊敬のまなざしを向ける。

 続けて「いいプロデューサーは、監督と監督のビジョンを支え、あえて細かく管理しすぎないようにする。有能な人を雇い、それぞれの才能を信じて自由に仕事をさせてあげることが大切」と持論を展開。「シャーリーズはそれが上手にできていたわ。彼女は信頼のおける人たちだけでチームを結成していたもの」と語っていた。

 さらに「私も、初めて映画をプロデュースし始めたときから、自分が雇ったチームを信頼し、仕事を託するように気をつけている。プロデューサーは、映画が撮影開始する前の段階から作品に携わるから、大事に育てきた自分の子供の世話を他人に託すような気分になってしまうのは分かる。だからこそあえて距離を置き、チームのメンバーを信頼して支えてあげることが、いい作品を作り上げる上でとても大切なのよ」と力を込める。

 ◇役作りのため徹底的にリサーチ

 今作にはハーレイの自宅が登場する。ポップなコーディネートで、ハーレイらしさが全開の部屋だが「アパートの散らかっているところだとか、細部まで仕立ててあるところが本当に気に入っているわ!」とロビーさんはうれしそうに語る。部屋には、ハーレイが2人の修道女に囲まれている写真もあり、「彼女が孤児院で育った時のものという設定なのだけれど、実はあれ、私が学生だったころの本当の写真を加工して修道女を合成したの。だから私が着ているのは私が実際に通った学校の制服なのよ。昔の同級生から『ねえ、あの写真、うちの学校の制服じゃない?』って連絡が来ちゃったわ(笑い)」と楽しそうに話す。

 今作で演じたハーレイは、かつて精神科医として働いていた際、患者として接していたジョーカーと恋に落ち、行動を共にするようになったという設定がある。ロビーさんは作品に出演する際、役作りの一環でキャラクターの背景や幼少期、過去の体験を、リサーチすることを心がけているといい、「ハーレイの場合も過去を理解することによって、彼女の現在の言動への理解が深まった」と振り返る。

 「特に彼女の精神科医としての過去は、とても興味深いわ。だってハーレイは頭がよく、人間の言動パターンに対する学問的理解があるにもかかわらず、自身が悪い言動に走ってしまうのだから。(前作の)『スーサイド・スクワッド』でハーレイは『頭の中の声』が聞こえるという設定だった。そのときから私は、それが一体どういう意味なのかを調べ始めたわ」と語る。

 ロビーさんは、リサーチの一環としてミネソタ多面人格目録の心理査定テスト、統合失調症などを調べたといい、「世の中にはこのように『頭の中の声』に惑わされる教養のある女性が実際にいる。統合失調症はどのような病気で、実際に病気を患うというのはどういうことなのかも、深くリサーチした。例え映画のスクリーン上で誰も気がつかなくとも、役柄の深い部分を調べて理解することは、女優としてとてもやりがいを感じる」と声を弾ませる。

 ◇役者に「年齢は関係ない」

 今作では、ブラックマスクから狙われる少女カサンドラや、はぐれ者の刑事レニー・モントーヤ(ロージー・ペレスさん)、殺し屋ハントレス(メアリー・エリザベス・ウィンステッドさん)、歌姫ブラック・キャリナー(ジャーニー・スモレット・ベルさん)といった幅広い年齢層の女性たちとの連帯が描かれている。レニー・モントーヤはコミックと比較すると大人の設定になっているが、「製作企画の段階で、登場させるキャラクターの人種と年齢層の幅を広げたいという意図があった」と明かす。

 また、「私が初めて女優として出演したのは、オーストラリアの『Neighbors(原題)』というソープオペラ番組なのだけれど、その番組は30人近い大勢のキャストが出演する作品だった。キャストの年齢層も子供から80歳までの役者がいた。それは私自身が役者として『年齢は関係ない』と気づかせてくれる経験になった」と自身のキャリアを振り返り、「だから私自身も広い年齢層を登場させることには合意したし、特に監督のキャシー・ヤンは、今作でキャラクターの人種と年齢に多様性を持たせることをものすごく重要視していたわ」と今作のダイバーシティー性を強調する。

 ジョーカーの束縛から離れ、カサンドラの“保護者”のようになったことで、ハーレイは一回り成長する。「ハーレイの精神的成長を描いていると思うわ。面白いことに、ハーレイの本質は映画の始めから終わりまで、全く変化はない(笑い)。でも今作を通して彼女は周りの人々を信頼できるようになるの。年下のカサンドラに自分が認められ、 彼女にどう見られるかを気にし始める。それによって、ハーレイはやっと自分自身のいいところに気づき、精神的に成長したのだと思う」と分析していた。

 <プロフィル>

 マーゴット・ロビー 1990年7月2日生まれ、豪州出身。2007年から女優として活動を開始する。米ドラマ「PAN AM/パンナム」(2011~12年)のローラ・キャメロン役で有名になり、マーティン・スコセッシ監督の映画「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2013年)のナオミ・ラパグリア役でブレーク。2016年の「スーサイド・スクワッド」(デビッド・エアー監督)でハーレイ・クインを演じた。

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