映画「糸」のメインカット(C)2020映画「糸」製作委員会
1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(7月28日~8月3日)は、俳優の菅田将暉さん主演の映画が特別先行上映される話題、俳優の斎藤工さんが映画のイベントに登壇した話題、俳優の岡田将生さんがドラマに主演するニュースなどが注目された。前後編で取り上げる。
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菅田さんが、女優の小松菜奈さんとダブル主演を務める、歌手の中島みゆきさんの名曲「糸」をモチーフとした映画「糸」(瀬々敬久監督、8月21日公開)が、8月12日の1日限定で特別先行上映されることが7月29日、分かった。同作の公開を予定している全国350館で開催され、感想を投稿した人の中から抽選で、8月下旬に実施予定のオンラインリモートイベントに招待される。
映画は、平成元年に生まれた男女2人の平成から令和を迎えるまでの31年間を、名曲「糸」に乗せ、北海道や東京、沖縄、シンガポールを舞台に描くラブストーリー。北海道で生まれ育ち、チーズ工場で働く青年・高橋漣を菅田さん、そんな漣と運命的に出会いつつも中学生の時に離ればなれとなってしまう少女・園田葵を小松さんが演じる。
斎藤さんは7月28日、東京都内で行われた、31日公開の映画「『8日で死んだ怪獣の12日の物語』-劇場版-」(岩井俊二監督)の公開直前イベントに、女優ののんさんらと登場。同作ではリモート撮影が行われ、のんさんが「(斎藤さんから)アドリブで『こんなこと言われた!』とか、声だけだと耳が研ぎ澄まされる」と振り返ると、斎藤さんは「僕は性格がねじ曲がっているので、筋書き通りではなく変な球をのんさんに投げるのだけど、ものの見事に打ち返してくださる」と絶賛。「何投げても(返してきて)もう見事でしたよ」と感心していた。
映画は、樋口真嗣監督ら5人の監督がSNSで展開した「カプセル怪獣計画」の番外編で、YouTubeで配信された同作に新撮パートを大幅に追加した。通販サイトでコロナと戦ってくれるというカプセル怪獣を買った俳優のサトウタクミ(斎藤さん)が毎日、怪獣の成長を配信していると、通販で宇宙人を買ったという後輩の丸戸のん(のんさん)や、コロナの影響で無職になってしまった先輩のオカモトソウ(武井壮さん)らから連絡がくる。怪獣に詳しい知り合いの樋口監督(樋口監督)にノウハウを聞きつつ怪獣を育てるタクミは、きちんと怪獣を育てられるのか……というストーリー。
岡田さんが、女優の浜辺美波さんと、10月9日から放送される連続ドラマ「タリオ 復讐代行の2人」(NHK総合、金曜午後10時)でダブル主演を務めることが8月3日、分かった。岡田さんと浜辺さんは今回が初共演。詐欺師の黒岩賢介を岡田さん、卑劣な悪人たちに復讐(ふくしゅう)することを裏稼業とする、元弁護士の白沢真実を浜辺さんが演じる。
ドラマは蒔田光治さん作、木村ひさしさん監督の完全オリジナルで、痛快でポップな新感覚“復讐”エンターテインメントになるという。明らかな悪事を働きながら、罰せられずのうのうと生きている人間への復讐を望む依頼人たちの願いに寄り添い、時に痛快に、時にほろ苦く、時に考えさせられる「復讐劇」を、1話完結で描く。
岡田さんは「浜辺さんとは初めて共演させていただくのですが、お互いマウントを取りたがる役で……。この凸凹コンビを皆さんに愛してもらえるキャラクターにできるよう頑張ります」コメント。浜辺さんは「今回、オリジナルの脚本で“復讐代行請負人”という、何とも面白そうな肩書きでどんな女の子にしようかなと想像がかき立てられます。肩書きに負けないようなキャラクターを演じられればと思っています!」と意気込みを語っている。
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