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山口紗弥加:「愚痴をこぼすならジムに行く」 40代突入…美の秘訣とは?

 「どんなときも、自分を幸せにしてあげられる自分でいたい」――連続ドラマ「共演NG」(テレビ東京系、月曜午後10時)に出演中の女優、山口紗弥加さんは語る。今作では中井貴一さん演じる人気俳優の妻・雪菜を演じ、「怪演が怖い」「こういう役やったら右に出る者はいない」などと視聴者から絶賛の声が上がっている。今年2月に40代に突入し、ますます輝きを増している山口さんの、美しさの秘訣(ひけつ)とは……。

 ◇“怪演”も話題 トリッキーな役「ルンルンとした気分で演じたい」

 ドラマは、秋元康さんが企画・原作、「モテキ」シリーズなどの大根仁さんが脚本と演出を担当。25年前に恋愛関係のトラブルから破局し、それ以来共演していない人気俳優・遠山英二(中井さん)と元恋人の大物女優・大園瞳(鈴木京香さん)が、テレビ東洋の社運を懸けた大型連続ドラマ「殺したいほど愛してる」の主演として25年ぶりに共演することになり……という物語。他の出演者たちも共演NGばかりで……という設定だ。

 撮影の合間に取材に応じてくれた山口さん。脚本を読んだ感想について、「いろいろな人間の思惑が交錯して、『こんなことになっちゃうの!?』という、どこに展開していくのか先が読めない面白さ、腹の探り合いから生まれる想定外の人情味にどんどん引き込まれていきました。次の本が読みたくて仕方がなかった」と明かす。

 夫の撮影現場に押しかけて、瞳の神経を逆なでするような態度を見せるなどの“怪演”も話題だが、雪菜については「情緒が安定せず、危うい。あまりにもトリッキーな役すぎて、いくつもの選択肢がありすぎて、ちょっと困っているところがある」と話しつつも、「英二さんを困らせたいなと思っています。とことん困らせたい(笑い)」と笑顔を見せる。

 大根監督からは「本番直前でとんでもない提案をされたりする(笑い)」といい、「なんとかそこに食らいついているというか。ドキドキしていますけど、それすらも栄養にしてワクワク、ルンルンとした気分で演じたいなと思っています」と話す。

 ◇40代突入で感じた変化 「慌ててジムに…」

 山口さんは、1980年2月14日生まれ。福岡県出身。1994年にフジテレビ系「若者のすべて」でドラマデビューし、数々のテレビドラマ、映画、舞台などに出演してきた。2018年にはデビュー25年目、38歳にして「ブラックスキャンダル」(読売テレビ・日本テレビ系)でドラマ初主演。当時、山口さんは「何だか夢があるなと思いました。38歳で、初主演。私に期待してくれる人がまだいてくれるんだ!って、腹の底からむくむくと力が湧いてきました」とコメントしていた。

 2019年の「絶対正義」(東海テレビ・フジテレビ系)でも主演を務め、自分なりの苛烈な正義感で突っ走る主人公を好演して話題を集めた。さらに放送中のテレビ東京のドラマ「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」(水曜深夜0時58分)でも主演を務めている。

 そんな山口さんは、今年2月に40代に突入した。30代からの変化を尋ねてみると、「もうね、びっくりするほどの体力の衰えが(笑い)」と告白する。「38~39(歳)の一年間でも大きな違いを感じたのですが、39~40(歳)になると、ガクンと。こんなにも筋力が落ちるものかと。慌ててジムに行く時間を増やしました」と明かす。

 ジムでは、ピラティスとマシントレーニングを行っているといい、「自宅では、気分転換にフラフープをしています。すごく楽しいです」と楽しそうに笑う。「フラフープは意外と難しいんですよ。『子供の頃、あんなに簡単にできていたのに!』と悔しくて、ちょっとハマっています」と明かす。

 「どんなときも、自分を幸せにしてあげられる自分でいたい」といい、「愚痴をこぼすならジムにいくとか、毒素の排出方法をいろいろとストックしているんです。毎日を健やかに過ごしたい。苦しい状況でもハッピーを見つけられる私でいたい、それが理想です。うふふふ」と笑顔で話していた。

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