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映画「そして、バトンは渡された」に出演する石原さとみさん(右)、永野芽郁さん(中央)、田中圭さん(C)2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会
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映画「そして、バトンは渡された」に出演する石原さとみさん(右)、永野芽郁さん(中央)、田中圭さん(C)2021 映画「そして、バトンは渡された」製作委員会

石原さとみ:「気負わず演じることができた」 初の母親役に挑戦

 女優の石原さとみさんが、永野芽郁さん主演の映画「そして、バトンは渡された」(前田哲監督、10月29日公開予定)で、初めて母親役に挑戦したことが分かった。石原さんは「初めての母親役でしたが、私の周りにもお友達の子供も多いですし、気負わずに演じることができたと思います」とコメントを寄せている。

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 映画は、累計発行部数が77万部を突破した、瀬尾まいこさんの同名小説が原作。血のつながらない親の間をリレーされ、4回も名字が変わった優子と、訳あって二人暮らしをしている血のつながらない父親・森宮。ある日突然、娘を残して姿を消してしまった、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花。それらの二つの物語が交差していく……という内容。永野さんは主人公の森宮優子役、田中圭さんが義理の父・森宮役で、石原さんはシングルマザーの梨花を演じる。

 「物語の鍵を握る」と言われる梨花について、石原さんは「私が演じる梨花はとても大胆不敵でちょっと理解しがたく謎の多いキャラクターですので、演じるのは難しいなと思いながら脚本を読みました。優しくて温かくて、でも切なくて愛があふれていて、原作と同じ読後感がありました」と語り、「撮影の合間もくるみちゃん(梨花の娘、稲垣来泉さん)とずっと一緒にいましたし、肌と肌が触れている時間を多くしようと心がけていました。触れていると心地よくなって、とてもいとおしく楽しい時間を過ごさせていただきました」と振り返っている。

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