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愛花:東京理科大生「ViVi」モデルが新たな挑戦語る 初のドラマ現場は「衝撃がいっぱい」

 女性ファッション誌「ViVi(ヴィヴィ)」(講談社)の専属モデルで、東京理科大生の愛花(えりか)さん。4月23日発売の同誌6月号で初のソロ表紙を飾り、「ABEMA(アベマ)」で配信中のオリジナルドラマ「ブラックシンデレラ」では初めての演技を見せている。新たな挑戦を続け、モデルとしても女優としても急成長中の愛花さんに話を聞いた。

 ◇「ViVi」初ソロ表紙「成長した姿を見せられたら」

 愛花さんは、2000年8月13日生まれ、福島県会津若松市出身。2018年9月、高校3年時に「ViVi専属モデルオーディション2018」でグランプリを獲得し、専属モデルとしてデビュー。2017年に「全国高等学校クイズ選手権」(高校生クイズ)の福島県代表として全国大会に出場した経験もあり、2020年12月にはクイズ番組「東大王」(TBS系)などにも出演した。

 今回、「ViVi」専属モデル3年目にして初のソロ表紙を飾った。かつて同誌の企画で顔の横幅を測った際には12センチで、ViViモデルで最も小顔だという。誌面では「ブラックシンデレラ」で共演した俳優の神尾楓珠(ふうじゅ)さんとの密着ショットやインタビューも掲載されている。

 愛花さんは表紙について、「私の存在をいろいろな人に知っていただけたらうれしいと思いますし、家族やお仕事で関わった方々にも、私の成長した姿を見せられていたらいいなと思います」とコメント。

 今後同誌で挑戦してみたいこととして、「連載企画をやってみたいです。自身のライフスタイルとか、料理が趣味なので、栄養バランスを考えてこういう食事を作りました……など、食事やインナーケアに関することを伝えていきたいです」と前向きに語る。

 ◇「本当の美しさ」は内側から 「経験の積み重ねが武器になる」

 「ブラックシンデレラ」は 学園一の美男美女を決めるミスコンが今なお行われている清蘭学園を舞台に、ミスコンに憧れつつ見た目で悩んでいる平凡な高校生の神谷愛波(莉子さん)と、ナルシストで完璧な国宝級イケメンの橘圭吾(神尾さん)、転校生でミステリアスな一匹狼・島村空(板垣瑞生さん)らを中心に繰り広げられる学園ラブストーリー。愛花さんは、日本有数の美容ブランドの一人娘で、学園一の美女といわれる香澄百合を演じている。

 今回の初演技について、愛花さんは「完成作を妹と一緒に見たんですけど、身内だからか、なんだか恥ずかしかったです(笑い)。でも他の出演者の方の演技は、すごくキュンキュンしました。胸キュンいっぱいなので、『早くみんな見て!』って感じです」と笑顔で語る。

 現場では「撮影の裏側ってこうなっていたんだ!という衝撃がいっぱいありました。スタッフさんが多くて、ワンシーンの撮影時間がめちゃくちゃ長くて。短いカットを丸2日間をかけて撮ったりもするので、びっくりしました。また、完成作を見たときには、こういうふうにつながっているんだって感動しました」と話す。

 「ブラックシンデレラ」のテーマとなっている「本当の美しさ」について、愛花さん自身は「“美しさ”って、“強さ”や“武器”などの言葉に置き換えられるのかなと思っています。私は、自分が経験してきたものの積み重ねが武器になり、それが美しさにつながるんじゃないかなと。自身の内側からの美しさ、経験してどんなことを外側に出すか(表現するか)が大事。美しさって人間の本質だと思うんです」と力を込める。

 ◇モデルと女優「心引かれるもの、感覚を大事にしたい」

 モデルとしても女優としても急成長中の愛花さんだが、今後は「モデルも女優もどちらかに重心を置こうということはあまり考えていなくて。自分の心引かれるもの、自分の感覚を大事にしたいです。これまでも、学業とモデルの両立について、『両立しよう』と考えていたわけではなくて、自分のやりたいことを優先してやっていたので、同じようにモデル業と女優業もやれたらいいなと思います」と語る。

 10年後、30歳になった頃には「家庭を持ちたいとずっと思っているので、もしかしたらその頃には家庭があるかもしれません」と笑いつつ、将来は「50年後くらいに、みんなに愛されるおばあちゃんになりたい」と思いをはせる。

 最後に、読者に向けて「『ブラックシンデレラ』を見て、この作品に込められたメッセージを受け取っていただいたらうれしいですし、私のことをもっと知っていただけたらいいなと思います」とメッセージを送った。「ブラックシンデレラ」は、毎週木曜午後10時から最新話を配信中。全8話。5月6日に第3話が配信される。

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