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今週のイケメン:佐藤健、「るろ剣」が上海国際映画祭へ 渡邊圭祐が“残念すぎる王子様”に 妻夫木聡が終戦ドラマで主演 後編

 1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(5月25~31日)は、俳優の佐藤健さんの主演映画がアジア最大級の映画祭で招待上映される話題、俳優の渡邊圭祐さんが7月期に放送される連続ドラマに出演する話題、俳優の妻夫木聡さんが“終戦ドラマ”で主演を務める話題などが注目された。前後編で取り上げる。

 佐藤さんが主演を務める映画「るろうに剣心」(大友啓史監督)シリーズ全5作が、第24回上海国際映画祭(SIFF)のムービーフランチャイズ部門で、招待上映されることが5月25日、分かった。同部門は2016年に新設され、これまで「ハリー・ポッター」「007」「ミッション・インポッシブル」といったハリウッド大作シリーズだけが招待されており、日本の実写映画が初上映されるという快挙を成し遂げた。

 「るろうに剣心」シリーズにとって、海外で初のシリーズ一挙上映。公開中の「るろうに剣心 最終章 The Final」と「るろうに剣心 最終章 The Beginning」はこれが海外初の上映となる。

 佐藤さんは、海外のファンに向けて「アクションは当然ですけど、登場人物全員が持っている、武士の心といいますか。それはきっと剣心やサムライたちだけじゃなく、女性の登場人物とかも、(原作者の)和月(伸宏)さんの描かれるキャラクターは、全員に共通した芯の強さを持っていると思うので、そういうところを日本の昔ならではの美術と合わせて楽しんでもらえたらうれしいなと思います」とコメントしている。

 渡邊さんが、7月期に放送される比嘉愛未さん主演の連続ドラマ「推しの王子様」(フジテレビ系、木曜午後10時)に出演することが29日、明らかになった。比嘉さん演じるベンチャー企業の社長・日高泉美が、理想の“推し”(=好きなゲームキャラクター)とそっくりながら、無作法で無教養で無気力な“残念すぎる王子様”・五十嵐航(渡邊さん)を理想の男性に育てるため奮闘するロマンチックコメディー。

 渡邊さんは同作について「“推し”がいる生活の素晴らしさはもとより、好きなもの・ひとをより一層推したくなるお話」とコメント。「新しい角度のロマンあふれる夢のような展開のお話で、航という役を演じさせていただけることを心からうれしく思います。夢や希望もなく、その日をぼんやりと生きることしか考えていない空っぽな航が、泉美との出会いを通し、人として成長していく様を丁寧に演じていきたいです」と意気込んでいる。

 妻夫木さんが、8月13日午後10時からNHK総合で放送される終戦ドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」で、主演を務めることが26日、分かった。太平洋戦争末期に行われた「生体解剖」が題材。妻夫木さん演じる主人公・鳥居太一は、西部帝国大学医学部助教授で、捕虜の実験手術に関わっており、教授に中止を進言したが、手術は続行され、終戦後に戦犯となる。

 ドラマは、熊野以素さんによる「九州大学生体解剖事件70年目の真実」が原作。命を救うはずの医師が犯した「生体解剖」の罪と、その裏に隠された真相を描き出すヒューマンサスペンス。蒼井優さんが太一の妻・房子を演じる。

 妻夫木さんは「“自らの責めは自らが負わねばならない” 罪とは何か、生きるとは何か、ひたすらに自分と向き合い続ける日々です。人間は愚かな生き物であります。しかし、誰かを思いやる温かい心になれるのも、また人間です。人としてあるべき姿とは何か、今一度この時代に問いかけられているような気がいたします。時代や環境が変われど、一つ一つの命の重みに変わりはありません。作品を通じて、命の尊さを感じていただければ幸いです」と語っている。

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