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9月5日放送のドキュメンタリー番組「世界遺産」の一場面=TBS提供
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9月5日放送のドキュメンタリー番組「世界遺産」の一場面=TBS提供

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世界遺産:三つの顔を持つ「エヴァグレーズ国立公園」 ワニが作った島が点在「住宅地にワニ!も納得の距離感」

 女優の杏さんがナレーションを務める、TBSのドキュメンタリー番組「世界遺産」(日曜午後6時)。9月5日はアメリカ・フロリダ半島にある「エヴァグレーズ国立公園」を放送する。

 三つの顔を持つエヴァグレーズの大湿地帯。公園北部には水に強いヌマスギの森が広がり、南下すると背の高い木がなくなり平坦な大湿地が。さらに南の、淡水と海水が混ざり合う汽水域にはマングローブ林が広がる。

 エヴァグレーズを象徴する真っ平らな大湿原には木が生い茂る緑の小島が点在する。これは湿原の王者・アリゲーターが作ったもの。アリゲーターが力強いしっぽで穴を掘り、その時かき出された土に鳥が種を運び、長い年月をかけ島になった。そこは生き物の楽園。海藻の宝庫でもあるフロリダ湾ではマナティの姿も。

 担当ディレクターの柳沢裕美子さんは「大都会マイアミのすぐそばに、こんな大湿地帯が広がっているというのはなんとも不思議な感じがします。エヴァグレーズにはアリゲーターやクロコダイルなどワニの仲間がいっぱいいます。ニュースでよく住宅地にワニ!を見ますがそれも納得できる距離感です」とコメントしている。

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