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元新体操日本代表の畠山愛理さんが表紙を飾るフィットネス総合誌「Tarzan」(マガジンハウス)818号が9月9日、発売された。同号は「背骨リセット」特集。表紙では、バックが大胆に開いたドレス姿の畠山さんが、美しい背中をあらわにした“見返りショット”を披露している。
中学3年で日本代表“フェアリージャパン”入りし、2015年世界新体操リボン5で日本にとって40年ぶりとなる銅メダルを獲得。ロンドン、リオデジャネイロとオリンピックには2度出場し、2017年の現役引退まで、日本の新体操を牽引(けんいん)してきた畠山さん。新体操の演技のため、背骨の重要性を常に感じていたといい、同号では美しい背骨を見せ、その独自のケア法も明かしている。
撮影では、美しい背骨と顔を同時に写すため、絶妙な見返り具合の角度を探り当てようとする編集部の難しいオーダーにも、軽やかに、しなやかに何度もポーズを繰り返していたという。
また、中学生時代から背骨に痛みを抱えていたという畠山さんは「中1の頃に背骨のレントゲンを撮った時、側弯であることが判明。2年後に腰椎(ようつい)分離症・すべり症と診断されてからは、常にけがと付き合いながらの日々でした。なので、練習後に背骨周りをほぐしたり、ストレッチも、左右の苦手な方を重点的に行うなど手を尽くしました」と告白。
「今でも背中にハリを感じたらすぐ、テニスボールを四つ入れた靴下を背骨に沿わせるように当ててほぐします。背骨が曲がったり体形が崩れないのは、そのおかげかも。背骨はあらゆる動きの軸であり、美しい姿勢の基本だと思います。姿勢を美しく保つために、椅子の背もたれは使わず、いつも頭の上から糸で引っ張られているようなイメージで背筋を伸ばしてます」と明かしている。