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女優の広瀬アリスさんが、Amazonプライム・ビデオで2022年1月から配信される連続ドラマ「失恋めし」で主演を務めることが分かった。木丸みさきさんの同名コミックエッセー(KADOKAWA)が原案で、地元紙に“失恋めし”というマンガ連載を持ち、日々ネタとなる失恋エピソードを探しているイラストレーター・キミマルミキを演じる広瀬さんは「いつか私が失恋したら、おいしいごはんをいっぱい食べよう! と思います(笑い)」とコメントしている。
失恋の思い出と、それにまつわる“めし”の話を集めて、フリーペーパーにエッセーマンガを連載するイラストレーターのキミマルミキは、最近ネタ切れ気味でスランプ中。ネタ探しに奔走するなか、縁結びの御利益がある神社で「いい失恋に巡り合えますように」と手を合わせる。すると思い詰めた表情の女性が現れ、その後をつけて入った定食屋で、ミキは女性の失恋エピソードを聞くことに成功。味をしめたミキは、街中で失恋した人々と彼らの思い出の味に巡り合うことになる……というストーリー。
メガホンをとるのは映画「勝手にふるえてろ」(2017年公開)や「私をくいとめて」(2020年公開)などの大九明子監督で、広瀬さんは「お芝居していてとても心地よかったです。主人公のキミマルミキちゃんの役柄がしみついていく感じがあり、気持ちいいなって思いながらお芝居することができました」と振り返り、「撮影中、自分のくせやちょっとしたミスなどを、大九監督が芝居としてそのまま生かしてくださったので、焦った顔や、道を間違えた瞬間など、普段のままの私が映し出されていると思います。ありのままでいられたことに感謝しています」と明かしている。
また、「“失恋“というと、ネガティブな感情になると思いますが、それを乗り切れる何かがあるのはとてもいいことだし、食べることもその一つだとこの作品を通じて思いました」とコメントしている。
ドラマは全10話で、広瀬さんのほか、井之脇海さん、村杉蝉之介さん、臼田あさ美さん、安藤ニコさん、若林拓也さんらも出演。2022年1月14日から一挙配信され、同7月には読売テレビでの放送も予定されている。