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昨年末で活動を休止した人気グループ「嵐」の二宮和也さん主演の新春スペシャルドラマ「潜水艦カッペリーニ号の冒険」(フジテレビ系)が1月3日午後9時から放送される。第二次世界大戦中に運命的な出会いを果たす日本海軍軍人と、イタリア人らの友情と恋を描いた実話に基づく物語。二宮さんが嵐の活動休止後、ドラマの主演を務めるのは今回が初めて。「人間模様を楽しんでいただきたいなと思います。戦争というものよりも、そんな最中(さなか)にこんな人間がいたのか、というところを感じていただけたらと思います」とコメントした。
1943年9月、潜水艦コマンダンテ・カッペリーニ号は物資を輸送するために日本へ向かっていた。出発時は日本と同盟を組むはずだったイタリアが、同艦出航後に寝返り、乗組員のイタリア人・アベーレ(ペッペさん)らは敵国になっていることを知らずに日本に到着。アベーレらを待っていたのは鬼の形相をした日本海軍少佐・速水洋平(二宮さん)だった。超堅物の速水は、イタリア人の“軟派”な国民性を毛嫌いしていた。アベーレが、速水の妹・早季子(有村架純さん)に一目ぼれしてしまったことが、速水の逆鱗(げきりん)に触れる。
二宮さんとの共演は8年ぶりだった有村さんは「作品では久しぶりにご一緒させていただきましたが、変わらない二宮さんがそこにいてくださり、安心して現場にいることができました。以前とは少し話せることも変わって、個人的に時間の流れを感じ、感慨深かったです」とコメント。「その時代にある社会情勢などは調べなければわからないことも、こうして作品に携わらせていただくことで学ぶことが多いと、いつも感じます。ぜひ皆様もご覧になって、少しでも何かを得ることができたらうれしいです」と語った。
二宮さんがイタリア語を話すシーンもあるという。監督の馬場康夫さんは「かなりの長ゼリフでしたが、完璧な発音とエロキューション(発声法)で、通訳のイタリア人が『完璧だよ』と感心していました。お世辞抜きの鳥肌ものです」と明かした。
速水が思いを寄せる小学校教員は、元宝塚トップ娘役で現在はミュージカルをメインに活躍する愛希(まなき)れいかさんが演じる。モデルでマンガ家のペッペさんのほか、俳優の堤真一さんらも出演。フリージャーリストの池上彰さんが案内人を務める。