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「コンフィデンスマンJP 英雄編」に主演し取材に応じた長澤まさみさん
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「コンフィデンスマンJP 英雄編」に主演し取材に応じた長澤まさみさん

彼女がキレイな理由:長澤まさみさん 体のために「とにかく自炊」 ちょうどいい量をよくかんで

 女優の長澤まさみさんの主演映画「コンフィデンスマンJP 英雄編」(田中亮監督)が公開された。2018年に放送された連続ドラマから続く人気シリーズの最新作。頭脳明晰(めいせき)で底抜けに明るい信用詐欺師のヒロイン、ダー子を演じた長澤さんに、最新作の見どころや、自身が考えるすてきな女性、暮らしの中で大切にしている時間について聞いた。(全3回)

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 ◇人気料理家のレシピで研究 お菓子づくりも

 日々の暮らしの中で大切にしている時間は「とにかく自炊をするようにしています」と長澤さん。飯島奈美さんや冷水希三子さん、濱守球維(はまもり・たまい)さん、コウケンテツさんら人気料理家のレシピを見て料理をしているという。

 「いちばんは創作和食みたいなものをつくることが多いですね。2番目が中華、次に韓国料理かな。アジア料理が好きですね。丁寧に下ごしらえするときもあれば、簡単なレシピでつくることも。最近、料理家の友達とお菓子づくりも始めました。豆腐でつくるガトーショコラのレシピを参考にしつつ、ちょっとアレンジしてカカオを入れてみたりして」

 ◇自炊と30回の咀嚼が健康法

 自炊中心の生活を送るのは「体のためでもあり、気分転換のためでもある」という。

 「風邪をひくわけにはいかないので、バランス良く食べる必要があるし、外食が増えるとどうしても健康管理がしづらくなってしまうので、自分でつくって食べるほうがいいですね。たまに失敗してあまりおいしくないときもありますが(笑い)。料理は何回もつくらないとなかなか自分の味にはならないので、『もっとおいしくつくりたい!』と向上心を持って取り組んでいます」

 昨年末は、演出家・野田秀樹さんの代表作の一つ「THE BEE」に出演。「舞台公演中は特に健康に気をつかいます。朝晩は自炊するように心がけていましたね。自分でつくって食べてから現場に行くことが多かった」と振り返る。

 「ちょうどいい量をよくかんで」食べるのが、現在の長澤さん流の健康法。「一口30回かんで食べること」を実践している。「よくかむと消化するときの体の負担が減るんじゃないかな。急がなきゃいけないときはできないんですが、(よくかむと)私は体の調子がいい気がしています」

 (取材・文/渡邊玲子)

 *…「コンフィデンスマンJP 英雄編」▽信用詐欺師(コンフィデンスマン)のダー子(長澤まさみさん)、ボクちゃん(東出昌大さん)、リチャード(小日向文世さん)が、壮大かつ奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取る、痛快エンターテインメントコメディーの最新作。街全体が世界遺産に登録されているマルタ共和国の首都ヴァレッタを舞台に、ダー子は同シリーズおなじみのメンバーや、新たに加わったメンバーとともに迫りくる警察の包囲網をくぐり抜け、壮大な“だまし合いバトル”を繰り広げる。

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