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ディーン・フジオカ:シングルファーザーの警察官僚役に「葛藤や苦悩を含め魅力を引き出せるよう」 4月期の日テレ×Hulu連ドラで主演

 俳優のディーン・フジオカさんが、4月期放送の連続ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」(日本テレビ系、土曜午後10時)で主演を務める。最愛の妻を病気で亡くし、シングルファーザーとして5歳の娘を育てる警察官僚・小比類巻祐一(こひるいまき・ゆういち)を演じる。「小比類巻は、実は妻に関してある重大な秘密を抱えています。一人の人間として、夫として、父親として、葛藤や苦悩を含めた小比類巻というキャラクターの持つ魅力を引き出せるよう尽力します」とコメントしている。

 ドラマは、中村啓さんによる小説「SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦」(光文社文庫)が原作。警視正の小比類巻は、法整備や警察機構の対応が追いついていない犯罪を担当する「科学犯罪対策室」を設立し、アドバイザーの天才科学者・最上友紀子と最先端科学にまつわる事件の捜査をする。

 小比類巻は理系出身で、科学は人類を幸せにしてくれると信じるロマンチスト。小比類巻を通した家族の愛も描かれる。女優の岸井ゆきのさんが最上友紀子を演じ、タレントで俳優のユースケ・サンタマリアさんがたたき上げの優秀な刑事・長谷部勉を演じる。

 ディーン・フジオカさんは岸井さんとの共演にあたり「2018年の(連続ドラマ)『モンテ・クリスト伯』での共演が印象深かったです。撮影現場でよく人狼ゲームをして、クランクアップの日まで盛り上がりました。(今回のドラマでは)科学技術の難しい話、事件の暗い話になった時でも、2人のやり取りが軽快に物語の展開を引っ張っていけたら」とコメントした。

 ユースケさんとの共演については「とても楽しみ」と言い、「小比類巻と最上は、科学的な専門用語のやりとりが多いと思うので、長谷部さんが視聴者の皆さんへ物語をわかりやすく伝えるコメディリリーフ。ユースケさんの魅力が爆発する役だと思います」と話した。

 同局と動画配信サービス「Hulu(フールー)」が共同製作する。シーズン1とシーズン2で構成され、シーズン1は全10話。シーズン2は6月からHuluで独占配信され、全6話で完結する。

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