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磯村勇斗:刑事役に「申し訳ない」? 阿部寛のカブトムシエピソードに爆笑も

 俳優の磯村勇斗さんが7月28日、東京都内で行われた、映画「異動辞令は音楽隊!」(内田英治監督、8月26日公開)の完成披露試写会に共演者、内田監督と出席した。警察音楽隊が舞台の同作では主演の阿部寛さんが約3カ月の練習をしてドラムに初挑戦したほか、清野菜名さんがトランペット、高杉真宙(まひろ)さんがサックスに初挑戦。刑事役で楽器の演奏をしなかった磯村さんは「刑事をしている自分が申し訳なくなった」と撮影時の心境を明かした。

 阿部さんから何の楽器をやりたいか聞かれると「阿部さんの横でパーカッションをやりたい。マラカスとかをシャカシャカ鳴らしたい」とコメント。内田監督から「この作品は僕の中ではパート3まで構想があるので、その際には難しそうな楽器をあえてお願いしたい」と頼まれていた。

 また、磯村さんは、阿部さんが撮影現場でカブトムシをポケットに入れていたといううわさの真偽を確認。阿部さんが「肩にクワガタが飛んできました。小さかったので、これは(ポケットに)入れておこうと。それを見た照明さんが『もっと飛んできていますよ』とカブトムシを3匹くれました」と明かすと、磯村さんは「本当だったんだ!」と爆笑していた。

 映画「異動辞令は音楽隊!」は、令状も無く勘だけで疑わしい人間を捜査していた鬼刑事・成瀬司(阿部さん)が、コンプライアンスを無視した行動が原因で警察音楽隊に異動を命じられる……というストーリー。

 同作は、ニューヨークで開催された「ニューヨーク・アジアン映画祭」で23日にワールドプレミア上映され、阿部さんと内田監督が現地を訪問した。阿部さんはスターアジア賞を日本人として初受賞した。阿部さんのスピーチを客席から見ていたという内田監督は「スピーチ中も観客が沸いて大盛り上がりだった」と報告した。

 試写会には清野さん、高杉さん、見上愛さんも参加した。

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