「フランス映画祭2022 横浜」のオープニングセレモニーに出席した同映画祭フェスティバル・ミューズの石田ゆり子さん
女優の石田ゆり子さんが12月1日、横浜みなとみらいホール(横浜市西区)で、同日開幕した「フランス映画祭2022 横浜」のオープニングセレモニーに出席した。同映画祭のフェスティバル・ミューズを務める石田さんは、「フランスは私にとって世界のどこよりも感銘を受ける国です」とフランスへの思い入れを口にした。この日はフランスからのゲストも出席しており、「今(フランス映画界の)皆さんと一緒にいられて幸せ。フランスから来てくださった皆さま、ありがとうございます」と感謝していた。
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ミューズとしてステージに呼び込まれた石田さんは、あいさつを求められ、「下手くそですけどフランス語のあいさつを用意してきました」と切り出し、「間違えたら許してくださいね」と“お願い”。丁寧に話して行く途中で言い回しを確認するそぶりを見せるも、周りの合っているというリアクションに笑顔を見せた。
フランス語であいさつを終え、会場から大きな拍手を浴びると、安心した表情でにっこりと照れ笑い。その後「訳します」と言って、「紳士淑女の皆さま、横浜そしてフランスこんばんは。フランス映画祭2022、30周年おめでとうございます」と日本語でもあいさつした。
同映画祭は、1993年から日本で開催されている映画祭。今回で30回目を迎える。2005年までは横浜、2006年からは場所を東京や地方に移した。2018年以降は再び横浜で開催されている。フランス映画全体の活況を図ることや、まだ買い付けのないフランス映画、新進の監督、俳優が日本で紹介される機会を作ることが目的。日本未公開のフランス映画が上映される。期間は4日まで。
セレモニーには、ユニフランス代表のダニエラ・エルストナーさん、山中竹春横浜市長、 フィリップ・セトン駐日フランス大使、日産自動車株式会社専務執行役員チーフサステナビリティオフィサーの田川丈二さん、映画音楽作曲家でシンガー・ソングライターの世武裕子さん、フランス映画祭代表団も出席した。
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