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「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」イ・ジェハン監督(左)と主演を務める山下智久さん (C)2023「SHL」partners
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「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」イ・ジェハン監督(左)と主演を務める山下智久さん (C)2023「SHL」partners

山下智久:6年ぶり王道ラブストーリー 視力を失うマンガ家演じる 主演映画がプライムビデオで独占配信

 俳優の山下智久さんが、2023年にプライムビデオで独占配信される映画「SEE HEAR LOVE ~見えなくても聞こえなくても愛してる~」(イ・ジェハン監督)に主演することが1月13日、明らかになった。山下さんは、2017年放送の連続ドラマ「ボク、運命の人です。」(日本テレビ系)以来、約6年ぶりの王道ラブストーリー出演。「真実の愛をそっと見せてくれるような優しい作品にしたい」と意気込みを語っている。

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 同作はマンガ・小説アプリ「ピッコマ」で連載され、100万以上の「いいね!」を集めた人気ウェブマンガ家、NASTY CATさんの「見えなくても聞こえなくても愛してる」を実写映画化。ジェハン監督は、映画「私の頭の中の消しゴム」(2005年公開)で知られる。

 山下さんが演じるマンガ家、泉本真治は病を患い、視力を徐々に失うことになってしまう。やっと軌道に乗って人気が出てきた連載マンガも休載。また一緒に暮らしていた祖母の面倒も見切れなくなっていく。一人になった真治は孤独と恐怖に襲われ、ベランダから身を投げ出そうと考える。そんな時、真治のマンガのファンで、耳が聞こえない相田響に助けられる……というストーリー。

 山下さんのコメント全文は下記の通り。

 ◇山下智久さんのコメント

 以前から、イ・ジェハン監督のファンでもありましたので、今回のお話をいただいた時、とても光栄に思ったのと同時に、この作品を見て下さる方に何を受け取ってもらえるか深く考えました。

 視力を失うという厳しい現実を突きつけられた真治が耳の聞こえない響と出会うことで、どう成長し何を乗り越えていくのか。昨日までのあたりまえが、突然奪われてしまう。そんな状況の中、人生で何を大切にするべきか、真実の愛をそっと見せてくれるような優しい作品にしたいと思いました。

 物理的に見えなくなったことで何に気付き何が見えるようになるのか。障害として受け取るのではなく、生きる強さに変換して少しでも勇気を受け取ってもらえるよう監督、そして共演者の方々はじめ、現場にいるすべての皆さんと力を合わせて真摯(しんし)に作品作りに取り組んで参ります。

 完成を楽しみにしていただけたら幸いです。

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